神秘の奇岩群、「カッパドキア」を楽しみました。

古都・コンヤの夜明け。(トルコ、アナ

旧暦二月二十二日。お月さまは、下弦の月
画像、アナトリア高原の古都、コンヤの夜明けです。
標高1027m、人口51万人の重要な都市。中央に、トルコ国旗がはためいています。
12世紀には、ルーム・セルジューク朝の首都になって大いに繁栄しました。その後、寂れましたが鉄道沿線として復活しました。イラクのバクダードにも鉄道で結ばれているそうです。

この辺りの暖房用燃料は石炭とか、しばらくすると、煙突から煙が立ち始めました。

ホテルの回転ドアには、ユニークな興味深い工夫がありました。
昨日午後に訪れた「メヴラーナ博物館」。メヴラーナ教の「旋回舞踊」を型どっています。
カッパドキアに向けて、昔の「シルクロードをひた走りました。
城砦を思わせる「隊商の家」がありました。近くの公園には、歴代スルタンの胸像が並んでいました。

目の前に、カッパドキアの奇岩が現れました。(ウチヒサル)
まさに、「どきどきカッパドキア」です。



昼食は、近くの「岩窟レストラン」でいただきました。中の壁は冷んやりとしていて、室内をガスストーブで暖めています。
壺の中で蒸し焼き茄子料理は、和食の味で口に合いました。
カッパドキアとはギリシャ語で「ラバの里」とか…。周辺一帯を示す地名で、実際に訪れるのは、中心となるユルギュップ、ギョレメ、ネヴシェヒルなどの町です。

中心、ネヴシェヒルにホテルがあり、右上のアヴァノス「赤い河」と呼ばれる「クズル川」は、トルコで最長の川では黒海まで流れるそうです。
川岸近くのトルコ石のお店にも寄りました。
入場した「ギョレメ野外博物館」は圧巻…。





馬?ラバ?飼育されていました。


ゼルヴェのキノコ岩。
形成の謎。数億年前に起きたエルジェス山の噴火によって、火山灰と熔岩が積み重なり地層となりました。各層によって硬度が異なる砂岩が長い年月をかけて風化・浸食され、不思議な形が生まれました。





エセンテペの親子岩(三人姉妹)も面白い形です。
右側の娘が、写真に入りませんでしたが…。
中央、遠くに見える白銀の山が、エルジェス山でしょうか?