『月と季節の暦』、志賀勝さんの講演会。

春の七種(草)・「小鬼田平子(ホトケ

朝焼け雲が棚引いて、お天気が変わる兆しです。
冷え込みは緩み、アメダス、最低気温が氷点下2.4度(3:50)、夕方には雨の予報です。
土曜の朝は寝床で、落合恵子の「絵本の時間」…。
〜スニーカーの紐を結んで、春の花を借景にして歩きたい〜
『ねこのピート』が紹介されました。
白いスニーカーをはいた、スーパーポジティブキャットとか…。
スニーカーが、真っ赤なイチゴ山で赤くなっても、ブルーベリーで青く染まっても。
どろんこで茶色になってしまっても、いつもサイコーを連発するねこ…。
ネット予約をかけると、佐久市立図書館の2冊の蔵書は、なんと貸出中…。
ついでに、直木賞の『つまをめとらば』、「著者に聞きたい本のツボ」でも紹介された本、やっぱりこれは、貸出中…。
ネット予約待ち、これも結構楽しいものですね。
うっかり夕刊を取り忘れて、朝刊と一緒に目を通しました。
夕刊のコラム「あすの天気」に、「諏訪湖は波がなく穏やか」。がありました。
八剱神社大総代を務める藤森政明さんはけさ、湖面を見て「今季の御神渡り断念は仕方なかった」とあらためて感じた。〜
今年は「暖冬」ということでしょうか…。
一方、昨夕のテレビで、花巻市大瀬川の「たろしの滝・氷柱」が放映されビックリしました。
実は、宮沢賢治がとりもつご縁で日頃交流している方が、氷柱保存会長さんなのです。


3年ぶりに氷柱がつながって、胴回り4m70cmと計測できたことを喜んでいました。
長い年月にわたって調べ、稲作との相関関係を研究しているのだそうです。
以前に、ご著書『たろしの滝』を贈呈いただきました。
昨年は、賢治ゆかりの「やまなし」の苗木を送っていただきました。
早速、ご本人に視聴報告、ついでに御神渡りについても話しました。
そういえば、北相木村の「大禅の滝」は、今年はどうだったのでしょうか。
午後から、農と食を楽しむ会「千石の杜」が主催、志賀勝さんの講演会に参加しました。
演題は、月暦 甦るいのちー月 歳時 食ーです。
(月暦 正月六日 = 西暦2月13日)
◯講演・レジュメに、明日は七種 今日は六日月ー月暦の説明
      歳時 食 農
      甦るいのち 月が水と食料を作った
◯お話の中で、胸に落ちた言葉の数々と、プラス・アルファ…
  土屋や草に触れて摘む、大地の子… 
  時期、時期の「ヨモギ(蓬)」、旬の食材… 
     昔は、「ゴギョウハハコグサ)」の草餅が主流とか。  
  天の真上を通る「冬の月」 月は船にたとえられる…
  「地球照」は、“新しい月に抱かれた古い月”(先住民)
         “満月を夢見る月…”
   ハイカラな宮沢賢治は、「アースシャイン」と英語で…  
  「明け行くや、二十七夜も三日の月」(芭蕉
         逆向きの三日月(みかづき)※混同しないように
   埼玉県加須市に句碑があります。
   ついたち=月立ち  つごもり=月隠り
   日本は、季節を二十四に分けて変化を見る
   歳時、生命力に触れるチャンス 「時食」
   月が恵む「水」 新年の「若水」をいただく
           湧き水なら、井戸水でもいいのかなー?
   北原白秋「とうとうめ」の歌 「十三夜」
   月の再生力(見えなくなった月が、また見えるようになる)
◯「千石の杜」について (荻原代表) 
  6年前に、食と農を楽しむ会として発足した
  冊子『自給暦』「農ある豊かな暮らし」の実践 身土不二
  県・元気づくり支援金  公民館活動により仲間作り
◯ 旧暦、正月の決め方:「立春点」に近い日を正月朔日とする
◯ 佐久市望月(もちづき) 歴史民俗資料館 町づくり研究会
  「月の輪石」「月読命」 月にまつわる伝説 周知と保存
   地元の人も知らないので、実際に観て欲しい文化財です
◯質疑の時間
  「月齢」とは 正午・午後0時
  「閏月」とは 各月に、二十四節気が必ず入ること
         2年半に1回、閏月を加える→13ヶ月となる   
  「潮の干満」で、若潮長潮の呼び名 
        伝統的な考え方で、潮目の変化
        大潮 小潮  月と太陽の引力
        海釣りをする人は、必ず見て参考にする 
  「西暦1月8日」生まれは、巳年ではなく、辰年
  「助産婦さんの話」、妊娠・出産などへの影響
  「二十三夜」講について 月待ち 二十六夜 十九夜

   農作物と月 まだ、科学的に証明されていないだけ?  
   樹木の伐採時期  乾燥する冬期間、養分を含まない時期
            木は生きている…「木に学べ」(宮大工:西岡)
閉会後、有志参加の懇親会は更に、盛り上がりました。
9月16,17日(金・土 仲秋の満月前後)
佐久市望月で月待ち観月会 計画中です。
歴史を振り返り、明日を構想していく機運が盛り上がることを願う催しになります。
予報通り、午後からは本格的に曇り雨がぽつりぽつり…、肝心の「正月六日」のお月さまは、隠れてしまいました。
アメダス、最高気温は13.9度(15:00)でした。
今日も、写真の投稿ができず、申し訳ありません。