「ホタルブクロ(蛍袋)」には、雨降りが似合う。

雨降りが似合う「ホタルブクロ(蛍袋)

どんより曇りの梅雨空…、浅間山も見えません。
アメダス、最低気温は16.9度(4:20)、午後は雨の予報です。
梅雨時には、「雨降り花」と親しまれた「ホタルブクロ(蛍袋)」が面目躍如です。
子どもの頃に親から、「摘むと雨が降るよ…」と窘められ、素直に信じていたものです。
もちろん、摘んだから雨が降るわけはなく、梅雨時には雨が降るのが当然…。
この理屈は、ずいぶん後になってから納得しました。
「賢治ガーデン」にも、ひっそりと咲いています。

午前中、賢治ガーデンで除草などをしていると、予報より早く雨になりました。
帰宅して、庭の「イシヅチ・ホタルブクロ(石鎚・蛍袋)」の花を観ました。

釣鐘型の花のつくりは、内側の大切な雌しべ・雄しべなどに雨粒が当たらないことに役立っています。
改めて、彼らの強かな戦略を思い知らされました。
雨の当たらない軒下の「白花のホタルブクロ」の鉢花は、何か物足りなさそうに見えます。

梅雨時は、挿し芽・木の好機、ガクアジサイ」や「ニオイゼラニウム」を試しに始めました。

今日一日、日照はなく、最高気温は20.5度(13:30)、暑さは感じませんでした。
夜になっても、雨は降ったり止んだり…。
明日の未明まで、降るようです。