「スズメ(雀)」は、人里の野鳥。

スズメが、啄み落とした籾殻。

氷点下13度、昨夜の予報に、覚悟していた今朝の冷え込み…。
先に起き出した妻が、「ガスヒーターの温度表示、4度だよ。」と、告げました。
えー、1度じゃないのー」、外に出ると、意外や曇り空です。
アメダス、最低気温は、氷点下9.1度(6:50)、曇り空で「放射冷却」が利かなかったようです。
今朝も、「スズメ(雀)」が、籾殻を雪の上に落としました。
よく観ると、2羽がお食事中、「稲穂」の籾が、ほとんど無くなりました。


近くの「イチイ(一位)」の枝で、しばらく食休み…。

倉嶋厚 お天気博士の四季暦』の、「雪国のスズメ」を、一部引用します。
〜東京に転勤して、『雪国のスズメ』佐野昌男著(誠文堂新光社を買って読んだ。
 信州の多雪地帯のスズメは、積雪期には柿の実のヘタにこびりついているわずかな実の残りや、ニワトリの餌、家の中のこぼれ物、雪の上のイヌやネコの糞を食べ、雪や氷を食べて水分をとっている。〜

 佐野昌男さんは、スズメ研究の権威者であり、テレビなどにも出演しています。私も個人的に交流があり、尊敬しております。
 別の著作、『スズメ 人里の野鳥』を、本棚から取り出して読みました。
 この本の掲載写真(新潟県水原町・瓢湖も、実に説得力があります。

 「どんな豪雪地でも、スズメが見られる」と、あります。

 午後、「ひろば・賢治ガーデン」に出かけてみました。
 南斜面には地肌が見えていますが、草木は、積雪の中で春を待っています。

「ニワトコ(接骨木・庭常)」の冬芽には、膨らみが観られます。

アメダス、最高気温は2.7度(15:40)でした。