「佐久の季節便り」、「中秋の名月」、「月待(つきまち)」行事に参加、楽しみました。

目覚めて、ラジオを点けると、気象予報士・伊藤みゆきさんの声が…。

今夜の中秋の名月」の観望について、空模様をもとに、明快に予想してくれました。

「長野県佐久地方は、観望可能…」と、聞き取りました。

外は、どんより曇り空、「浅間連峰」は裾に雲の帯が…。

湿っぽい東風は、佐久では昔から「雨風(あまっかぜ)」と呼んでいます。

アメダス、最低気温は16.7度'6:21)、急に、気温が下がりました。

小学校では、「お月さま」をどのように学習しているのだろうか…?

小1の「せいかつ」科の教科書を開いてみました。

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なるほど、「おつきみ」の行事が載っている…。

見開き、隣ののページには、月の形の変化のなかで、「八月十五夜」の月も…。

それと、月面に見える「兎の餅つき」も…。

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さて、「生活」という正式な教科は、本来は家庭で教えるべき学習を、親の忙しさを理由に、学校に肩代わりさせたもの…。

学校の教室では、夜間、実際の「お月さま」は見られません。

したがって、夜間に、家庭の皆さんの指導がなければ、子ども任せになってしまいます。

そのあたりを、家庭の保護者が理解して、協力してほしいものです。

日中は、曇り空で日照がありません。

それでも、予報を信じていました。

 

佐久<月>の会では、今年も「月待(つきまち)」観望会を計画しました。

「月待(つきまち)」は、『月暦』(月と季節の暦)の最作者志賀勝先生のご指導です。

「お月見」の言葉とは区別して、月の出を、期待を込めて粛々と待つところに意味をもたせているのです。

月の出時刻は、17;52((長野)ですが、山の分として30分ほど遅れると、18:20頃か…。

そして、山の端の雲で、やや遅れ、神々しい「十五夜お月さま」を拝むことができました。

「ののさま」の呼び名は、全国的に使われてきた、月・日・神仏・ご先祖さまを敬う言葉と、分かりました。

その後、曇って、お月さまは隠れてしまいましたが、二次会がお開き、9時過ぎに、雲間に、再び観望できました。

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よく観ると、左上がやや欠けています。

まだ、満月・望 の前だと分かります。

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明日の夜・「八月十六日」のお月さまが、月齢14.7(正午)、満月・望(13:33)ということになります。

アメダス最高気温は19.0度(14:20)、気温は上がりませんでした。

夜が更けて、気温が下がってきました。

風邪ひきに、要注意です。