「佐久の季節便り」、「中秋の名月」、「ひろば」で月待(つきまち)を楽しむ…。

朝、小雨がポツリポツリ…。

「えーっつ、雨…?中秋の名月だっていうのに…」

でも、気象予報士「午後は晴れて、中秋の名月は観られます。」と、自信満々に告げました。

アメダス、最低気温は12.7度(5:56)、「曇りのち晴れ…」の予報です。

Googleトップページも、「お月見」のイラスト…。

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厳密に言うと、兎さんの耳の向きが、実際の月面では右向きなんですけど…。

それに、お団子のルーツは「里芋」だったとか…。

中秋の名月十五夜」の名月は、芋名月とも呼ばれますからね…。

畑で「里芋」を掘り上げ、月待行事にお供えしました。

大昔、お米のない時代には、里芋は大切な食料だったのでしょうね。

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<月>の会・佐久の「中秋の名月」月待行事は、三密を避けて、「ひろば・賢治ガーデン」で開きました。

月の出時刻は、17:35(長野)

山の端分と雲の分としてプラス30分、18時を回った頃と見当をつけました。

17:50、薄暗くなったところで開会行事を始めました。

すると、5分もしないうちに、雲の上部が明るく…。

参加者20名ほどが一斉に、目を向けました。

「月待(つきまち)」の醍醐味…、「ワーッ出た…」

「月の出」の瞬間を感動の声を上げながら見つめました。

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しばらく、思い思いの場所に移動しながら、十五夜お月さんと対面しました。

駐車場の真ん中で、ひろばの事務局長さんも、一緒に観望しました。
 雲が出てきた、お月さまが隠れました。

これも意義ある体験です。

兼好法師「月は隈なきをのみ観るものかは…」を紹介しました。

しばらくして、雲間にお月さまが現れました。

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 望遠鏡持参で、月面観察を楽しむ子どもも…。

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シェルターに入り、夕ご飯・弁当をいただきながら、「月明かり」のありがたさを語り合いました。

1時間ほどたち7時を回った頃に、「火星」が東の空に昇って来ました。

明日の晩には、月と火星とがもっと接近することを話しました。

最後に、明日の日付十六日の月、明後日の月が満月・望(4:21)を話しました。

「月面の兎さん=クレーター・海」を観ながら、「朝、西空に見えるお月さまは、兎さんが逆立ちしているよ、確かめてくださいね…」

と、宿題を出しました。

「えーっ本当…?」「だから、兎さんの形を、自分の目で見比べてください」と、念を押しました。

志賀勝:『月暦』で紹介されている十五夜踊り」

今夜、知覧の子どもたちは、十五夜お月さんのもとで、元気よく踊っているでしょう。

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アメダス、最高気温は22.1度(15:13)、爽やかな一日でした。

宿題を出した手前、明朝は4時起きで、西空のお月さまを観ないと…。