「佐久の季節便り」、冬の星空、霜月のお月さま…。

今朝は風もあり、プラスの気温、冷え込みが緩みました。

アメダス、最低気温は0.4度(4:53)、曇りがちの予報です。

昨夜遅くに、ふたご座流星群」・2個ほどはっきり見えました。

「星座早見盤」で説明すると、オリオンの足元・リゲルの下方に流れました。

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約10分後に観たものも、ほぼ同じコース…、不思議でした。

十八日のお月さまは、双子座の辺りに照っていたので、ガレージの影で観望したことが正解でした。

 

昨夜(18:29)に出た、十八日のお月さまは、今朝は、西空高くにかかっています。(7:50)

月の入りは9:24(長野)です。

新聞の「あすの暦」に記載されている、月の入り時刻8:30(長野)は、昨夜に出た十七日の月のことなので、間違えないようにしなければなりません。

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昨日、知人から御牧ヶ原産・長芋をいただきました。

早速、昨夜の食卓に並び、結構なお味、美味しゅうございました。

(手前、左側の皿・千切りの長芋・醤油おかかかけ)

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読売新聞・あすへの考 財源の顔 消費税に交代

資料写真に、何故か宮沢賢治の顔が…

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童話「税務署長の冒険」と添え書きがあり、その訳が分かりました。

当時の、「酒税」との関わりを示しているのです。

この作品については、研究者がいろんな論評をしています。

例えば、金子民雄は、濁酒のほろ苦い味「税務署長の冒険」で、時代背景を知っていると、この童話はなかなか意味深いと当時の密造酒問題に触れながら論じ、賢治が税務署側か、農民側か、どちらの立場に立っていたかは、やはり興味があることであるが、わたしの感じでは、どうも税務署側に近い気がする。(中略)賢治はせっかく苦心して収穫した貴重な米を。濁酒にして飲んでしまう農民にきわめて批判的であったと、率直に語っている。(中略)荒唐無稽な、ユーモアの側面を強調する論評があるな中で、栗原敦は、この作品が必ずしも荒唐無稽とは言えないと、当時の花巻周辺の濁酒密造の事情を紹介している。(後略)

改めて、じっくり読みたい作品です。

「クロモジ(黒文字)」の香りが、重要なモチーフとして作品中に流れていることが興味深いことです。

 

日中は、かなり強い風が吹き荒れました。

今夜、霜月十九日、この月は「十九夜さま」と呼ばれて、月待行事が行われました。

月の出時刻は、19:33(長野)、二階のベランダで待ちました。

ラッキー!!流れ星が双子座から流れました。

ゆっくり…、ぼーっと燃え上がるように…。

平尾山・山の端がほんのり光って、十九日のお月さまが現れました。(20:08)

写真は、明日のブログに投稿、お楽しみに…。

アメダス、最高気温は6:0度(14:18)でした。