「佐久の季節便り」、洗濯物を「部屋干し」で、湿り気供給…。

「寒気が流入し、強い冬型のお天気に…。」

朝日を受けた「浅間連峰は、吹雪いているようです。(7:19)

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アメダス、最低気温は氷点下3.7度(7:47)、冷たい風が吹き荒れそうです。

居間のデジタル温・湿度計は、湿度40%を示しています。

「30%台に下げたくないな…」洗濯物を「部屋干し」にしまえした。

窓際の鉢花にも、たっぷり給水…、これらはどれも、ウイルス対策の一環です。

1時間もすると、効果覿面、50%を超えました。(9:50)

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お昼頃には、55%に…。

しかし、夕方には朝の状態に戻ってしまいました。

晴天と暖房とで、室温が上がったこと、洗濯物がかわいたこと…。

理由はいろいろ考えられました。

 

今日も「ステイ・ルーム」で、資源ゴミにする、古・読売新聞(R.2.11.24)を見ていました。

「鬼滅」残酷な近代への哀惜  同情、共感 鬼と人の伝統的関係

畑中章宏(民俗学者)引用します。

 鬼滅の刃』は、大正時代の日本の山村で膜を開ける。炭焼き・炭治郎が、妹ひとりだけ残し、家族5人を「鬼」によって殺されてしまうのだ。

 日本の鬼は、祭りや年中行事、伝説・民話に登場するときには、ただ恐ろしいばかりではなく、春の訪れを告げ、魔をはらう両義的な存在である。一方、『鬼滅』の鬼は、時代の進歩に合わせヴァージョンアップされている。

 「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」では、鬼は汽車と合体する。夜間を疾走する汽車は、近代的な技術と速度の象徴だろう。劇場版の鬼側の主人公である魘夢(えんむ)は、睡眠状態に陥らせた人々の無意識に侵入し、精神の核を破壊しようとする。フロイト精神分析を踏まえた、極めて近代的な方法だ。それに対し、炭治郎が属する鬼殺隊が駆使する技は、歴史的に継承されてきたものである。

 鬼殺隊の原動力は親子愛や兄弟愛であり、隊員同士も友情で強く結ばれている。しかしまた、鬼たちは強制的に参加を強いられ、その上下関係はパワハラ以外の何ものでもない。絶対的な存在である鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)への口ごたえは許されず、明治以降の近代国家を支えたシステムに近い。

 鬼たちもじつは同情されるべき存在だ。彼らも鬼になりたくて、鬼になったのではない。炭治郎の妹の禰豆子も鬼化しており、妹を人間に戻すことが炭治郎の重要な使命となっているが、炭治郎自身が鬼になっている可能性もあった。ほかの鬼も生活の労苦などに翻弄され、鬼となることを選ばざるを得なかったのである。 

 日本の鬼の原型のひとつである酒呑童子は、平安京の人々を襲ったが、住処を追いやられ、拠点にしていた大江山で、人間の武将たちからだまし討ちにあう。鬼にも鬼の事情があったにもかかわらず…。本作のヒットの背景には、同情と共感に裏打ちされた日本における鬼と人との伝統的な関係が再現されている点もあるのではないか。日本では原因不明の疫病は鬼(疫鬼)によってもたらされものだと考えられていた。現代科学によっても簡単には克服しえない疫病に向き合う私たちは、鬼への共感を忘れていないのかもしれない。

 首が飛び、血しぶきが舞う描写を、残虐で、残酷だと目を背ける人も少なからずいる。テレビアニメの第1回のタイトルも文字通り「残酷」だったが、この「残酷」は、家族を助けることができなかった炭治郎の運命や、鬼の宿命の残酷であり、残虐だけを意味するものではない。民俗学者宮本常一が「残酷」という言葉を、東北の方では、「自分の意思ではないのにそうなっていった」ことへの“哀惜” の意味で用いていた、と指摘していたことを思い浮かべたのだった。

 

夕方の、民放テレビTSBで、「街の不思議調査in佐久市放映されました。

佐久市民でいながら、実際に見たことのない興味深い内容でした。

先ず、全国的に有名な「ぴんころ地蔵」です。

健康にまつわるお告げがもらえる…。ユニークですね。

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JR国内最高地点を走る、「JR小海線」・ハイレール

「入れる」と読んで、「合格して入学できる」

線路の滑り止め用の「砂」も、「滑り止め」・お守りにどうぞ…。

紹介された、もう一箇所は佐久市岩村田、夜間も楽しめる「井上寅雄農園」…。

ここは、後日に紹介します。 

夕方、「七日」のお月さまは、天頂にかかりました。

アメダス、最高気温は0.6度(13:08)、辛うじて「真冬日」は免れました。

最大風速は、北北西の風5.5メートル(12:20)、冷たい風でした。