「佐久の季節便り」、「月(つき)」には、「桂男(かつらおとこ)」が住む…。

天気は、また「冬型」に戻るようです。

「濃霧注意報」、「浅間連峰」は「雪の帽子」を被っています。

アメダス、最低気温は氷点下4.4度(8:24)、日中は晴れる予報です。

昨夜の大河ドラマ・「麒麟が来た」、宮中の「月見」のシーンが流れました。

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見事な「お月さま」を見上げながら、帝・正親町天皇が、明智光秀に語りかけます。

月に住む「桂男(かつらおとこ)」の運命「月に登った者は、二度と地上に戻れない…」

「そのような人物がいないかどうか…」、暗に、告げているのです。

藤井旭:『月と暮らす』から、「桂男」について、引用します。

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〜月の桂の木は高さ五百丈、ざっと1500mはあろうかという大木で、その下には呉剛(ごごう)という仙人くずれの男がすわっているといいます。

 呉剛は、もともとは地上の人間だったのですが、戦術を学んでいるうち過ちを犯し、そのため月中に追いやられ桂の巨木を切る仕事につくことになってしまい、呉剛は永久に斧をふるっていなければならないことになっているのだといわれます。(以下略)

「どんなに偉い地位にあろうと、人間のなすべきことではない…」。

このように、「桂男」の伝説は、人間を戒めているのです。

 

今朝の読売新聞・スポーツ12版 大相撲初場所 

大見出しは 歯がゆい御嶽海 3大関撃破他は全敗

掲載写真 正代を寄り切りで破った御嶽海

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やぐら太鼓 一部を引用します

「3大関総なめ」と言えば聞こえはいいが、それ以外は全敗。テレビの殊勲インタビューに呼ばれた御嶽海は「(上位を破っても波に)乗り切れないところが御嶽海らしいなと思います」。そう、ぶっきらぼうに答えた。もどかしさばかりが募る3個目の白星だ。(中略)

 「今場所、『大関3人には絶対勝つ』と思っていたので、それは達成できた」と御嶽海。もちろん、本当の目標はそれではないはず、同世代の大関候補たちに先を越され続け、忸怩(じくじ)たる思いはあると信じたいが。(波多江航)

今日の取り組み、対戦相手・北勝富士に完勝!!

今日の相撲を見て、解説の北の富士さんは、「このように強いのに、もったいない…。」

舞の海さんは、「明日から全勝・二桁もありうる…。」

持てる実力を発揮して、長野県民はもちろん、皆さん方に勇気を与えてほしい…。

 

夕方、明るいうちから「六日」のお月さまが西空高くかかりました。

アメダス、最高気温は5.1度(14:30) 、最大風速は、西南西の風5.5メートル(15:30)、雲の多い、風の強い一日でした。

明日は、また寒くなる予報です。