「佐久の季節便り」、旧暦、「七夕(たなばた)」、「大雨警報」が佐久地方にも…。

昨夜、遅くの雨は、2.0ミリ(23時)、4.0ミリ(24時)

5時頃に目覚めて、ラジオを点けると、「佐賀・長崎県に、大雨特別警報が発表された…」

またか、とびっくりしていると、「福岡県に、大雨特別警報が追加されました…」

佐久地方も,夜通し降り続いていますが、北九州はもっと大変なことです。

アメダス、最低気温は17.8度(3:27)、「雨、時々曇り、所によっては雷を伴って、大雨に…」

佐久市でも、「大雨」は覚悟しなければなりません。

さて、今日は、七月七日・「七夕(たなばた)」です。

『月と季節の暦』の製作者、今は亡き志賀勝先生が、よく話していました。

現行暦の7月7日は梅雨の最中、夜のお天気を心配するのはナンセンス…、旧暦の七月七日ならば、そんな心配は全然なく、夜は晴れます…。」

しかし、今年は残念ながら大雨に…、季節外れの異常な天気というしかありませんね」

子どもの頃、里芋の葉たまった水滴を集め、硯(すずり)で墨をすり、毛筆習字をしました。

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これは、「乞巧奠(きっこうでん)」という七月七日の行事で、技工、芸能の上達を願う祭で、在来の「棚機津女(たなばたつめ)」の伝説や払えの行事とも結びつき。民間にも普及して、現在の七夕行事になった…。

習字も技能の一つとされていたんですね、現在、このような風習がほとんんど行われないのは、残念です。

「里芋」の葉にも、ロータス効果があるんんですね。

庭先の漬物桶栽培「蓮」、今朝は、「蕾」が葉より上に現れました。

お盆のうちに咲いてくれれば嬉しい…。

「ハス田」のものより、歯の色が濃く、肥料が効いています。

木下さんの指導どおり、ハス田の蓮には、施肥しましょう。

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次に、七夕祭にお供えするものと言えば、「索餅(さくべい)」です。

広辞苑』の解説を引用します。

唐菓子の一種小麦粉と米の粉ろを練って、縄の形にねじって油で揚げたもの。陰暦7月7日b¥に瘧(おこり)よけの呪いとして内膳司から禁中に奉り、また、節会(せちえ)の時、晴れの御膳に供した。むぎなわ。

中華菓子・「よりより」を知人からいただき、今日、味わいました。

「索麺(そうめん)」の前身でもあるようです。

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雨は、一日中降り通し…、佐久市アメダスデータです。

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雨は、今夜から明朝仁かけて、降り通す予報…、雨量は。200〜300ミリ…、どれほどになるのでしょう…?