今朝も、ミルク色の濃霧…、「浅間山」もぼんやりと…。
佐久の「濃霧」は、霄れれば好天気になる予兆です。
アメダス、最低気温は7.6度(6:43)、日中は、好天気になること請け合いです。
庭の「蜂屋柿」、実は売れて、葉が霜で萎れ…、そろそろ収穫しないと…。
「思い立ったが吉日…」、てなわけで、朝飯前の仕事に取り掛かりました。
それは、干し柿作りです。
「蜂屋柿」は、吊るし柿にするのが一般的です。
しかし、何しろ、1個300グラム超えの大玉なので、8分割して干すことにしました。
今朝は、試しに8個だけ処理し干しました。
今日は、10月のFm放送日、岩村田城址に残る薬草たち「樹木)を話すことにしまし
た。
「今が集の柿」というわけで、スーパーには、「いろんな柿」が並んでいます。
妻が、昨日スーパーで「おけさ柿」を求めてきました。
「筆柿も並んでいたよ…」、懐かしい「筆柿」が欲しくなり、求めてきました。
3種の柿、右からr「筆柿」、「蜂屋柿」、「西条柿」を並べて撮りました。
ずっと昔、中学生の時、友だちの家の「筆柿」が熟れる頃には、食べに行きました。
写真のように、赤くはなく、不運にも、渋い柿に当たることもありました。
戦後の食糧難を経験した子どもは、不満を言うことはありません。
口に入ればおご馳走…、ありがたく、お腹に詰め込んでいた時代です。
(1)「柿(かき)」カキノキ科落葉高木
東アジアの温帯固有の果樹、中国原産です。
朝鮮を経て、日本に渡り、フルから栽培・改良されてきました。
我が国独特の果樹であり、、「カキ」の名で世界に通用するそうです。
英名はパーシモン persimon、ゴルフをする人は、柿材がドライバーに使われていることをご存知でしょう。
以前は、度の家でも庭木として栽培され、柿の実を利用してきました。
子どもが木登りすると、枝が折れやすいので、親からよく注意されました。
近年は、大きく育てず、小振りな園芸種が好まれて、栽培されています。
柿の種類はたくさんあり、甘柿と渋柿があることは、ご存じと思われます。
「柿が赤くなれば、医者が青くなる」有名な諺ですね。
諸説ありますが、「柿は栄養満点だから…」説を指示します。
『柿づくし』に、わかりやすく書かれています。
柿の木は、記念樹にされることがあります。
『パパの柿の木』は、今は亡きパパが植え育てた、思い出の木というわけです。
CD曲:文部省唱歌 村祭 歌:ザ・ピーナッツ 作詞:葛原しげる 作曲:南 能衛
◯『佐久の薬草』に、生薬:柿蒂 薬効:血圧低下 咳止め しゃっくり止め 夜尿症
「柿渋」の民間療法:嶋屋家 痔の出
(2)日本最古の甘柿・「禅寺丸(ぜんじまる)」
鎌倉時代前期にあたる建保二年(1214)に星宿山王禅寺の山中で発見されました。「柿生(かきお)」の地名の元となり、古くから地域に人々の生活を支えてきました。
江戸時代の1648年,頃から王禅寺近辺に栽培が広がり、明治の末には最盛期を迎えました。小振りで甘く、種子が大きいのが特徴です。平成19年には、国の登録記念物に指定され、貴重な文化財として保護が図られています。
そこで、山室先生を偲ぶため、岩村田小学校近くの公園に植栽したところ、今年、4個が初生りしました。
アメダス、最高気温は18.0度(13:15).日ざしの温もりは感じられました。