「佐久の季節便り」、数年に一度の寒波が襲来し…。

昨夜遅くの雨は、予報の「霙・雪」にはならずに済みました。

南岸定気圧による、長野県での呼び名・「上雪(かみゆき)」の予報が出ていたのです。

今日、早朝までの雨量は、2.5ミリ(昨夜24時〜今朝4時)でした。

地面がしっとり濡れて、冷え込みはありませんでした。

アメダス、最低気温は1.9度(8:48)、これから、冬型気圧配置に変わります。

 

「数年に一度の寒波が襲来し、日本海側では大雪が…」、警告されています。

f:id:yatsugatake:20211225080729j:plain

気象情報で、日本海寒帯気団収束帯」が指摘されています。

ウェザーニュースに、カニズムの図示・解説がありました。

f:id:yatsugatake:20211225121037j:plain

日本海には、対馬海流という暖流が流入している影響で、比較的海水が暖かくなっています。冬型気圧配置になると、大陸からの冷たい風がこの暖かな海の上を吹いてきます。この風は朝鮮半島の北部に位置する長白山脈によっていったん二分されます。

その後どうなるかというと…風下である日本海の上空で再び合流。風と風がぶつかることで、雲の発達しやすいラインが形成されるのです。

このラインのことを「日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)」と言います。

 

読売新聞 オミクロン 感染力「4倍」 ワクチン2回接種でも「陽性」

読売寸評 <12.23夕刊> 引用します。

スペイン風邪で危篤に陥った体験もあるからか。童話作家小川未明は人間を深く見つめた随想を残している◆そのひとつ『波の如く去来す』で思いを巡らせているのが<人間の幸不幸>である。苦悩と歓喜は<波の寄せては返すように、循環しているもの>らしく、喜びを願うにしても<少しの間隙が生ずれば、直に不安は襲うてくるであろう。と問いている◆コロナ下のいまなら警鐘ととらえてもいいだろう。世界で広がるオミクロン株が早くも日本の街に入り込み、昨日大阪で国内初の市中感染が確認された◆感染経路を追えない事態である。患者の夫婦はワクチンを2回接種していたというから、変異株の底知れぬ感染力もうかがえる。波の循環がまたも現実味を帯びている。検査や医療に不備なきよう体制の拡充を急ぐのはもちろん、一人ひとりが楽観を排してウイルスがつけ込む間隙を塞ぎたい◆<お互の努力によって歓喜の域に入ることが出来るであろう>。よりよい社会を願った未明の言葉をかみしめてみる。

年末年始、人の移動が心配ですね。

f:id:yatsugatake:20211223191907j:plain

アメダス、最高気温は6.5度(12:48)、気温は上がりませんでした。

寒波の影響…、お手柔らかに願います。