旧暦、師走二十四日。今日は「節分」豆まき、落花生を撒きました。

yatsugatake2005-02-03

今朝は、冷え込みました。氷点下二桁、10度以下に下がりました。
昨夜のお月様も半分よりも細って色も淡く、心細げです。写真撮影をと、準備をしていたら、たちまち雲に溶け込んでしまいました。
今日は「節分」。勤め先の近くの保育園から、突然に呼ばれて豆まきをしました。
豆まきのいわれを、焼いたいわしの頭やヒイラギの葉で説明して、「鬼」退治を話してやりました。真剣に聞いてくれました。吸い取り紙のように心に沁み込んでくれたように感じました。久しぶりに純真な子どもたちと交流して、気持ちが洗われました。
むしろ、自分の心の中に住み着いている「鬼」、純真さを失った「大人の鬼」を退散させていただいた気分です。
よく説明できなかったこと、それは「歳の数だけ、豆を食べるわけ」。その年、その年ごとに豆を数えることで、自分の歳を豆の数に置き換えてはっきりと自覚し自分の成長を喜ぶこと。と、いうような内容について話したが、はたして子どもたちは分かってくれたかどうか?他の理由に、年相応の数を食べるという健康上から、また、数の概念を具体物によって数概念を体験的に分からせる教育的意義?生活の知恵?
いずれにしても、ほほえましい家庭の年中行事。これからもずっと残していきたい行事であると思います。