野鳥41種、「駒場公園探鳥会」…。

黄色が目立つ、「レンギョウ(連翹)」

「霜注意報」、でも、春らしい清々しい朝です。
7時を回って西空高く、「三月十九日」のお月さまが、まだ残っています。(7:02)
夜遅くに出る、寝待月(臥待月)「十九夜講」のお月さまです。
朝に観る白い月も、風情が感じらます。(7:02)

塀外の道路わきに、黄色の「レンギョウ(連翹)」の花が真っ盛り…。
道路の交通安全に一役買っています。

4月半ばの日曜日は、毎年、日本野鳥の会・軽井沢支部による「駒場公園探鳥会」です。
近年は高齢の理由から、この探鳥会のみの参加にしています。
草木が芽生える好季節、また、夏鳥の飛来も期待できる、格別に楽しい探鳥会です。
約30名の参加者が、8時半から双眼鏡を手に、駒場公園〜農水省の茨城牧場・長野支場〜志賀川沿い〜
スコープを持った、野鳥に詳しい人も…。
早くも、「コムクドリ」の番(つがい)が、続いて、期待の「オオルリ(大瑠璃)」が名前の通り、見事な背中の瑠璃色、腹の白色を見せてくれました。
フライイングキャッチで、虫を捕らえるのだそうです。
冊子『佐久は野鳥の宝庫』から、写真を引用します。

ウグイス、コマドリとともに「三鳴鳥」に数えられます。
鳴き声が聞けなかったのが残念でした。
「シメ(鴲)」の群れが地表で、餌を啄ばんでいます。
「揚げ雲雀(ひばり)」も観察できました。
帰り道、牧場の畑で、夏鳥の「ノビタキ(野鶲)」をじっくり観察できました。
こちらも、写真を引用します。

お昼少し前に集合場所に戻り、まとめの取り合わせ…。
カワラヒワ、ツバメ、ツグミ、コムクドリオナガムクドリエナガメジロ、スズメ、ヒヨドリキジバトシジュウカラ、トビ、オオルリ、ヒバリ、ハシボソガラスハシブトガラス、アトリ、ハクセキレイ、シメ、セグロセキレイコゲラ、カワウ、ハイタカ、ウグイス、キジ、アカゲラ、モズ、カケス、アオジイワツバメホオジロノビタキカルガモクロツグミカワセミシロハラヤマガラキセキレイカシラダカアオサギ以上、41種。
このうち、自分の目で確認できたのは、いつもの通り、三分の一程度です。
耳で聞き分けられる人、姿の違いに詳しい人には、頭が下がります。
でも、春の野山を歩く楽しさは格別です。
子どもたちにも、楽しんで欲しいです。
牧場の桜は、まだつぼみが膨らんだところで、例年よりやや遅れそうです。
開花は、やはり月末近くになりそうです。
我が家の桜・「十月桜」が咲き始めました。

「十月」にも咲いてほしかったのですが、昨年度中には咲かずに、春になってようやく咲きました。
ここ2年ほど、「休眠打破」ができないようです。
早咲きの「ヒガンザクラ(彼岸桜)」、遅れ馳せながら咲きました。

アメダス、最高気温は21.7度(10:40)、地面が乾きます。
「霜注意報」と「乾燥注意報」が出されている佐久地方…。
明日からの雨、まとまった量を期待します。