午後1時、21.4度。雷鳴あり不安定な日でした。

yatsugatake2006-06-07

オキナグサの種子が熟し始めました。
花が散った後の絹光沢をした綿毛、その画像を紹介したのは2週間前のことでした。
今朝見ると画像のように、下側の綿毛の水分が抜け、つや消し・完全な白髪に変わり始めています。
種子が成熟すると、風に乗って遠くへ飛ばされます。
宮澤賢治の童話、「おきなぐさ」から一部引用します。
〜うずのしゅげといふときはあの毛茛科(きんぽうげくわ)のおきなぐさの黒繻子の花びら、青じろいやはり銀びろうどの刻みのある葉、それから六月のつやつや光る冠毛がみなはっきりと目に浮かびます。〜
この記述内容から、東北の山地のオキナグサは、六月にはまだ冠毛が絹光沢状態と言うことです。種子が成熟するのは、我が家のものより2週間以上遅れると言うわけです。
今年は、種子を播いて株を更新することにします。
午前中、会議。
午後の野良仕事は、除草と、ナス・ピーマンの支柱立て、雨よけのビニール張り…。
「十二日のお月様」が、明るいうちに東の空に昇りました。