朝18.2度、午後は晴れて28.0度まで上がりました。

yatsugatake2006-08-01

8月1日、佐久地方はお墓参りが恒例になっています。
江戸中期の寛保2年(1742)旧暦七月二十七日〜八月一日、千曲川の大洪水で流域の2800人の尊い命が失われました。上畑地区(現、佐久穂町)は、一夜にして流失、268人が溺死という大災害になってしまいました。
この洪水・災害は、後に「戌の満水」と呼ばれています。佐久地方では、この日を忘れずに犠牲者を悼む意味から、お墓参りの習慣につながったとされています。
お墓掃除は昨日のうちに済ませ、今日、お花を供えました。いわゆる「盆花」という花々ですが、できるだけ自分で採集・用意することを心がけています。その方が、ご先祖さまも喜んでくれそうな気がして…。
この頃は、「盆花」を山野で採れなくなったので、庭や畑で栽培することにしました。
今日、お供えした花は、ミソハギオニユリオミナエシ、キキョウ、クサキョウチクトウヒヨドリバナ、ユウガギクの7種です。
画像は、ミソハギです。「禊(みそぎ)萩」の意味とされています。
夜、文月八日のお月様が、朧にかすんで見えました。