忙(せわ)しい「迎え盆」でした。

「ヒメガマ(姫蒲)」の穂。(23.8

一年に一度、また「お盆」を迎える日になりました。正しくは、月遅れの「盂蘭盆会(うらぼんえ)」の行事です。
お盆を飾る「盆花(ぼんばな)」は、昨日12日(お花市)の日に用意するのが習わしです。昨日は、別の用事があって、今朝に予定しました。
5時に起きました。佐久地方は「濃霧注意報」で空気が冷んやりしています。(夕刊、佐久市6時の気温は19.9度。)20度を切ると、やっぱり涼しく感じます。
画像、休耕田に育っている「ヒメガマ(姫蒲)」の穂です。草は、びっしりと露が置かれています。
稲の穂が出始め、盆花の代表格「ミソハギ(溝萩)」の花も賑やかに咲いています。「禊(みそぎ)萩」の意味から、盆花にはぴったりと言うわけです。

次に、畑に寄って、お供え用の野菜を採りました。「サツマイモ・関八」も試し掘りをしました。

軽トラに積んでおばあちゃんの家に行き、「盆花」の交換です。
我が家に無い、タカノハススキ、オニユリ、ハナガサギクなどをいただいてきました。
これらの盆花を、2本の瓶に挿して飾りました。
お墓参り用の花束も別に作りました。
「盆花」、「お供え物」は、基本的には身の回りにある作物を…と、努力しています。
千葉市在住の妹から、今年も船橋産の梨が届きました。



お気に入りの「ゴールデンカサブランカ・コンカドール」の花も咲いて、お盆さまに間に合いました。



野菜類は、お供え用の天ぷらになりました。


今年は、法然上人の八百年大遠忌とか、『別冊太陽』、『フレーム切手セット』、御朱印帳も並べました。
夜には、ご近所の新盆見舞いにも出かけました。
夕立は、期待はずれの小雨。「文月十四日」のお月さまはあきらめました。
明日、十五夜の月は、特別なお月さまです。晴れて欲しいです。