岩手軽便鉄道跡地探訪、小岩井農場へエクスカーション。

yatsugatake2006-08-27

三日目、今朝も散歩。案内地図を手に出かけましたが、なかなか現地にたどりつけません。
行き会う人に尋ねるんですがなかなか埒があきません。でも、土地の方とのやり取りは旅の醍醐味でもあります。しかも、意外なほどの関わりがあることも事実です。息子さんが、佐久市に在住しておられたとか…。
岩手軽便鉄道の線路跡、鳥谷粼駅舎跡、瀬川鉄橋跡…
の現地に立って、昔を偲ぶことができました。
(研究発表・シンポジュームなどの内容、記述は割愛)
午後は有志参加による、エクスカーション(バスツアー)です。これも楽しみです。
小岩井農場へ行きました。前の訪問は、2001年11月でした。中を丁寧に案内していただきました。
農場本部(本部の気取った建物)、四階建倉庫、古いサイロ…。
青空に岩手山が迫ります。賢治さんが歩いてるんじゃないかな…錯覚を覚えるほどです。
前回、除幕式に参加したときの文学碑にも再会しました。
すみやかなすみやかな万法流転のなかに小岩井のきれいな野はらや牧場の標本がいかにも確かに継起するといふことがどんなに新鮮な奇蹟だらう
この碑文は、『春と修羅』の中の一節です。