朝の散歩、市役所から鳥谷粼神社へ

yatsugatake2006-08-26

今日は土曜日、市役所前では大掛かりな庭木の手入れ作業をしていました。プラタナスの整枝と、アメシロ防除の薬剤散布です。9月に入ると「花巻まつり」や「神社のご祭礼」が続きます。そのための環境整備のようです。作業員が咳き込んでいます。葉裏の粉を吸い込んだんでしょう。経験者なら分かります。マスクをしてやらなければいけません。
裏道を鳥谷粼神社に向かうと、背の高い「山車」の倉庫がありました。
賢治の絶筆、「方十里稗貫のみかも稲熟れてみ祭り三日そらはれわたる」は、祭礼の三日目、お神輿還御の19日に書かれました。珍しく豊作の年、秋晴れの日が鮮やかに思い浮かびます。
(会場での研究発表内容報告は割愛)
夜の部、南斜花壇で、田中泯独舞「賢治のかけら」がありました。1時間余り、照明に照らされてのヴァイオリン伴奏による一人芝居、幻想的なひと時でした。ちょうど空に、夏の大三角蠍座が輝いていました。続いて映画鑑賞、トリン・T・ミンハ(C大B校教授監督)「夜のうつろい」は、原作「銀河鉄道の夜に想を得たものでした。