初夏の穏やかな日和でした。

心配された、遅霜もなくホッとしました。清々しい風に、「サトザクラ」の花が散ります。
クルメツツジ(久留米躑躅)の朱赤色の花・黄緑色の葉」が、初夏の日にまぶしいです。
画像は、花弁が二重の花が面白いので、近寄って撮ってみました。中央右上、黒いワンポイントは、テントウムシの一種のようです。
ネットを見ていたら、二重花弁のでき方に疑問を抱いた方がいらっしゃいました。そして、その方は、「萼片」が見当たらない事実から、二重目は「萼片」が変化したものだろうと、説明していました。

そこで、「キリシマツツジの場合と較べるために、裏返して並べて撮ってみました。「萼片の有無…、なるほどなー。」と、胸に落ちました。
しかも、「クルメツツジ」の二重目の花弁は、まったく重なるのではなく、ずれて間に収まっていることも分かりました。
これも、造化の妙と言えるでしょう。