歴史の町、「伊那・高遠」を訪れました。

「歴史と花と教育のふるさと 高遠を訪ねて」、研修の旅に参加しました。
白樺湖、茅野から杖突峠を越えて2時間あまりで、研修会場、「高遠さくらホテル」に到着しました。
開会式、昼食。参加者80名がバス3台に分乗、出発…。
画像は、「旧高遠藩校・進徳館」庭の「楷樹」です。楷樹は、孔子廟孔子が祀られている庭園に植樹されています。「会津藩校・日新館」とあるのは、高遠城主、保科氏とのご縁と思われます。

第一日目の研修箇所は、「伊澤修二生誕の地」「高遠城址公園」「進徳館」「建福寺」「熱田神社です。

左の画像は、「大宝山 建福寺」です。
永禄5年、高遠城主となった武田勝頼は、この寺を信仰し、手厚く保護しました。
後に、保科氏の帰依によりその菩提寺になりました。
勝頼の母、諏訪御寮・料人(由布姫・湖衣姫)の墓と並んで、城主、保科正直、保科正光の墓があります。
守屋貞光の石仏があります。

右の画像は、「熱田神社です。
長谷、溝口地区の人たちが、尾張の国熱田神宮の形影をお迎えし、産土神(うぶすながみ)として祀ったのに始まる。その昔、秋葉街道はこの神社前を通っていた。往来した人々は旅の安全を祈願したのであろう。
規模は小さいが、日光の流れをくむ特殊な建築手法と、名工による彫刻とで出来上がっている。「伊那日光」と呼ばれる所以である。
唐獅子・象・龍・獏の彫り物が一つ一つ異なった表情で調和し、重なり合っている。

宿舎、さくらホテルに入りました。部屋の窓から、たそがれ時の「高遠湖」が静かな佇まいを見せてくれました。右上に、「高遠城址公園」の一郭が見えます。
その後、泉質つるつるの温泉に浸かり、お決まり、夜の宴会では、十分に旧交を暖めました。