秋深まる、「伊那路」へ…。

朝焼け雲(21.10.20)(6:0

毎年、恒例の「思い出会」、今年は伊那市でお世話になります。
6時、目覚まし時計のアラームに起こされ、外を見ると「朝焼け雲」が…。
アメダス表示では、6時の気温、9.6度。意外に暖かい朝です。
ラジオの天気予報も日中は晴れそうです。これからマイカーで出かけます。
道中の車窓から、里山の木々は黄色く紅く染まり、松の緑色との対比が美しく、目を楽しませてくれました。
標高の高い白樺湖付近では風が吹き荒れて、落ち葉が舞い散っていました。
10時少し回って約束の集合場所に着き、仲間と再会しました。
今日の楽しみは、「そばの家」での「そば打ち体験」です。
入り口で、「宿根ソバ」の白い花と、珍しい「赤い実のソバ」とが迎えてくれました。

お店のそば打ち指南書には、「信州そば発祥の地・伊那」とあります。
そば粉(地粉)400グラム、つなぎ粉100グラム、いわゆる「二八そば」のそば打ちに挑戦です。
エプロンを着けて、手順(一)の「まぜ合わせ」から始まり、(十二)の包丁で切るまで、そば打ちの名人から懇切丁寧に教えていただきました。
 
お昼を回った頃、「手作りそば」をいただきました。山盛りのおそば、今までの食べた「おそば」では、やっぱり最高の味でした。
「そば打ち」とは、そば作りに心を打ち込めること…。名人のご指南、食材、仲間との連携…、すべてに感謝の気持ちが湧き上がりました。
満腹の腹ごなし…、工房で、紙飛行機を作りました。そして飛ばしました。輪ゴムのカタパルトで、空高く舞い上がる…。童心にかえって、楽しみました。これも適切な指導のおかげでした。

「ダチョウ(駝鳥)」の飼育場を訪れました。近くで見ると、意外に大きく、獰猛な感じがします。長い首を伸ばして、届く範囲の「ユリの木」の葉を食べ尽くしていました。クローバーの葉を投げ入れると、大きな嘴を巧みに使って啄みました。ヘルシーな「ダチョウ料理」が好評だそうです。
お宿では、温泉に浸かり、いつものように楽しい宴会でした。
今夜の特筆すべきは、ブログでコメントをし合う方・ご本人との初対面でした。たまたま、仲間の一人と高校の同級生であったことが、不思議な出逢いをもたらしてくれたのです。もちろん、初めてお会いしたとは違って、話が盛り上がりました。ブログのおかげの、不思議な体験でした。