「彼岸の入り」、不安定なお天気でした。

サンシュユ、小花の蕾(22.3.18

「暑さ寒さも彼岸まで」、春の日を期待したのですが、朝からどんより曇り空でした。
6時の気温、氷点下0.8度
その後は晴れたり曇ったり…の不安定なお天気です。
今日の読売新聞のコラム「四季」に、正岡子規の句が紹介されています。
毎年よ彼岸の入りに寒いのは
彼岸の入りに急に冷え込んだ。母八重が何気なく、「毎年よ彼岸の入りに寒いのは」といった。子規はそれを切り出して一句にした。自分でも知らないうちに俳句を詠んでいる。ここに俳句の原点がある。〜と解説にあります。

画像は、サンシュユ」の花芽です。散形花序が開いて、小花の蕾が現れました。「大実サンシュユ」の方は、そろそろ小花が開き始めました。

今日は、3月のFm放送日。春を告げる花木「サンシュユ(山茱萸」について、お話しました。
(1)「ハルコガネバナ(春黄金花)」の名。牧野富太郎命名
(2)「散形花序」、小さな花の集まり。
(3)日本への渡来は、享保年間。朝鮮から、薬用として果実が導入された。
   宮崎県の民謡、「稗つき節」(源平時代の悲恋物語)に歌われる「サンシュ」は「サンショウ(山椒)」のことで、「サンシュユ」ではない。
(4)果樹用園芸種、コーネリアンチェリー  大実サンシュユ(ショリコ)
(5)滋養・強壮、糖尿病に効く。
   山茱萸酒も強請強壮薬 実を1回に2〜4個食べる
お昼に帰宅して庭先を見ると、キクザキイチゲ」と思われる花が、1輪だけ開いていました。まだ葉は展開していません。

午後1時の気温、11.1度

夜になってから小雨…。期待の「三日月」さまはあきらめました。
今現在は雨が上がっています。このまま朝まで、雪は降らないでほしいです。