「オオヤマレンゲ(大山蓮華)」が一気に開花しました。

一気に開いた「オオヤマレンゲ(大山蓮

朝には小雨が上がっていました。天気予報では、「梅雨入り」前の貴重な晴天…と告げていました。
青葉・若葉が、鮮やかに輝いて見えます。
石楠花類の最終を飾った「パーシーワイズマン」、その花殻を全部摘み取りました。来シーズンには、花芽をもっと精選した方がいいと感じました。
画像、今年も「オオヤマレンゲ(大山蓮華)」が咲き始めました。ウズラの卵のような蕾が一気に開花して、白い花びらが青空に映えています。

今年は、遅霜のために少々傷んだ葉が見られ、残念です。
素晴らしい芳香には、同じマグノリア属のコブシと同様に魅了されます。
本日の「賢治を読む会」6月例会に、標本を持参しました。
テキストで、初期短篇綴等の「あけがた」「電車」「床屋」「図書館幻想」を輪読しました。二十五歳、無断上京して本郷菊坂町に住み、猛然と創作に熱中した時の作品です。どれも夢記述作品ですが、その後の作品へのつながりが重要とされています。
花巻を走る当時の電車…、飛び乗りができるようなスピード…。
想像しながら読みました。また、当時、佐久を運行されていた軽便鉄道やガソリンカーについても、体験者によるお話を興味深く聴きました。

午後は、買い物と野良仕事…。
ジャガイモ畑では、葉が大きく茂り、を咲かせていました。
キタアカリの花はうす紫色で、なかなか美しいものです。

ほぼ活着したトマトやナス苗に、水と追肥をやりました。
ロッコインゲンが蔓を伸ばし始めたので、支柱枠を立て誘引しました。
休耕田に回ってみると、色づいた稲田の向こうに、久しぶりに浅間山が見えていました。

画面のアヤメ類は、奥の背が高く色濃いのが「カマヤマショウブ」。手前の背が低く色淡いのが「アヤメ」です。