「七草がゆ」をいただきました。

テレビ画像、「七草籠」(23.1.5

今年最初の「古紙出し日」。しまった、遅れたか…。寝床から飛び起きました。
寒風吹きすさぶ中、たたんだ段ボールをひもで結わえてステーションへ運んでセーフ。
元日から1週間、1年間の無病息災を願って七草がゆをいただきました。
疲れた胃腸をいたわる意味も納得です。
画像、先日のテレビ画像、宮内庁御用達の「七草籠」なるものです。
厳寒のこの時期に、佐久の地で「七草」は調達できません。
スーパーの「七草セット」を買い求めました。

左から、芹、薺、御形、蘩蔞、佛の座、上に、菘(すずな)、蘿蔔(すずしろ) これぞ七草です。

ご存知、ゴギョウハハコグサ(母子草)のことであり、ホトケノザコオニタビラコ(小鬼田平子)とされています。
確かに、シソ科のホトケノザは食べられそうにありません。キク科のコオニタビラコなら、タンポポの子分のようで食べられます。
我が家の七草がゆ、びっくり中からお餅が出てきました。
野菜のキュウリ(ウニ)と、デザートのりんごでバランスをとったというわけです。

清少納言:「枕草子」に、正月の風情として書かれています。『四季のことば100話』(米川千嘉子)より一部を引用します。
七日、雪まのわかなつみ、あをやかにて、れいはさしもさるもの目ちかゝらぬところに(ふだんは若菜のようなものはそんなに見馴れない高貴な所で)、もてさわぎたるこそをかしかれ
この七草粥の習慣は江戸時代には民間に広まっていましたが、もとは平安時代、最初の子(ね)の日に野で菜を摘み、贈りあっては食して邪気をはらった宮中の行事からきているといわれます。〜若菜摘みは、宮中の女性たちが好んだ野あそびでもありました。〜(略)
日中は、日差しがありながら寒風が吹いて寒い一日でした。
午後にホームセンターに出かけましたが、駐車場に空きがあり、レジも並ぶこと無く済みました。年の暮れの混雑がウソのようでした。
十二月四日」のお月さまです。5時を回ると、西空高くに見えました。(17:06)三脚を立てて、「地球照(ちきゅうしょう)」も撮ってみました。(17:35)
 

県内各地に「低温注意報」。明日の朝も、冷え込みが厳しいそうです。