「七草がゆ」・「繭玉作り」。

「七草がゆ」作りの体験。

連日、朝の冷え込みが厳しいです。
風が無いので外に出ても寒さは感じませんが、氷点下の二桁です。
アメダス、最低気温は氷点下10.5度(6:30)。
雪はほとんど無く例年より低温なので、風邪予防が大事になります。
そう考えると、七草がゆも意味がありそうです。
冬休み中の孫娘にも、「七草囃し」を歌いながら包丁で体験させました。
テレビ番組、スーパーマーケットも、「ごちそうに疲れた胃にやさしい七草粥セット」と、宣伝に懸命です。

清少納言:『枕草子』第三段の記述を引用します。
七日、雪間の若菜つみ、青やかに、例はさしもさるもの目近からぬ所に、もて騒ぎたるこそをかしかれ
当時、宮中や邸などでもてはやし騒いでいることに、清少納言も、感じ入っているのです。
もう一つ、小正月の行事「繭玉作り」があります。
粘土で物をこしらえる感覚で、楽しいです。作物が豊作であることを祈りながら、孫娘と一緒に作りました。

佐久地方の「団子の木」は、「カワヤナギ(川柳)」の枝です。
早くも花芽が膨らんで、銀色の綿毛がのぞいていました。「なんだか癒されるね…」とは、孫娘の名言です。
どんど焼きのために、お土産に持たせました。
アメダス、最高位気温は7.1度(15:00)春のように温かくなりました。
テレビで、県内の厳しい冷え込みは寒気の流入によること、日中は、高気圧に覆われたことによると、説明しました。

「臘月七日」のお月さまは、早くから空にかかりました。(17:03)

夜になっても寒さはゆるんだままです。久しぶりに、明日は雨〜雪の予報です。