「ジョウ(尉)ビタキ」もやってきました。

「有明の月」。(24.10.31)(4:46)

早朝の5時前に目覚めました。ラジオ深夜便、久しぶりに、須磨さんの声を聴きました。
新聞を取りながら、空に目を向けました。空は晴れて、バッチリ、西空高く有明の月」がありました。つまり、昨夜「長月十六日」の残月です。「月の兎」も、見事に逆立ちしています。(4:46)(4:47)

『月の満ちかけ絵本』によると、洋の東西各国などで、月の模様を様々に見立てています。明け方の月の見え方については、「吠えているライオン」(アラビア)、薪をかつぐ男(ドイツ)などがあります。確かに、そのように見えます。しばらく眺めて楽しみました。
ラジオで、気象予報士が「近づいてきた低気圧が弱まったために、天気はさほど崩れない…」と、告げました。
寝床に戻って新聞を読み、1時間ほどしてからまた西空を見上げました。辺りは明るくなり始めていましたが、空には、白いお月さまがぽつんと見えていました。(6:04)

今日の予想最高気温は、14度(マイナス1度)、気温は上がりそうにありません。
日中、予報通り雨はなさそうですが、次第に曇り空になってきました。10月も今日で終わり…、寒さが募ります。
夏から秋にかけて、ずっと楽しんできた野菜のトマト、食卓にのぼるのも、そろそろ終わりです。少し前から、「サツマ芋・ひめあやか」に入れ替わっています。干し芋にしています。

午後、資料作りのために佐久市立中央図書館に出掛けました。駐車場わきのカツラ並木は、すっかり葉を落としていました。ギンドロの葉も、霜枯れて後は散るばかり…。見られる紅葉は、「トウカエデ」と「トチノキ」ぐらいになりました。強い霜が来ないことを願っています。
帰宅してから、外で「ヒッツヒッツ…」と、聞き覚えのある鳴き声がしています。そう、電線に止まっている小鳥は、ジョウビタキ(尉鶲)」です。離れているので、望遠レンズでのぞくと、「紋付鳥」の白い紋所も見えました。
 
しばらく観ていると、「カタッカタッ…」の音も聞こえました。
近くへは来てくれませんでしたが、「ようこそ」と声をかけてやりました。
長月十七日」のお月さまが、東の空に昇りました。
右肩が、少し欠け始めていました。(19:38)

明朝は、一段と冷え込みそうです。