「七草がゆ」をいただきました。

「七草がゆ」をいただく日。(25.1.7)

朝の冷え込みは相変わらずですが、日中は風も弱く、穏やかな日が続いています。アメダス、最低気温は氷点下8.4度(7時)でしたが、予想最高気温は4度(プラス1度)ということです。
今日は1月7日、七草がゆ」をいただく日として、近年はずいぶん市民権を得ています。画像、NHKの気象情報画面にも、登場しました。

本来、旧暦で行われるものですから、「春の七草」を戸外で調達することはできません。専門業者が「七草セット」を生産し、スーパーマーケットで売り出すという仕掛けです。

セットの中の「ごぎょう」、実は、「ハハコグサ(母子草)」ですが、庭先では寒さで縮んでいます。
ほうこぐさ」とも呼ばれ、古くは草餅作りの原料にされたそうです。
現在の「ヨモギ(蓬)」の草餅より、淡い色だったとか…。昔は、野原に群生していたものと思われます。
いつか、母子草の草餅を作ってみたいものです。

七草粥の言われ」には、古く中国より伝わり、1年の無病息災・祝福を祈願する風習として食べられています。正月料理で疲れた胃を休め、平常の食生活に戻す区切りとして考え、野菜の乏しい冬場に不足がちな栄養素を補う役割とされています。

わが家でも、セットを使って「おかゆ」を作ります。
あまりに味気ないので、邪道ですが人参と舞茸を加え、美味しくいただきました。
 

蜜柑を食べようと皮をむくと、傷みかけていました。
そこで、名案が浮かびました。
もしかすれば…と、「餌台」に置いてみました。

なんと、すぐに「メジロ(目白)」がやってきました。
それにしても、どこで見ているんでしょうか、野鳥の目敏さには驚いてしまいました。