午後から、冷たい雨になりました。

黄色い花をつけた「ハhコグサ(母子草

今日から6月…。でも、ファンヒーターはつけっ放しの異常な寒さです。
佐久市の最高気温の予想は、16度。数日前との大きな温度差…、体調管理に気をつけないと…。
朝のうちは、ちょっと日差しがありました。「きっと、朝照っかり…だよ。」と、話しました。やっぱり、たちまち曇ってしまいました。それに、予報通り気温は上がりません。
画像、軒先の春の七種、「ハハコグサ(母子草)」が、黄色の花をつけました。ゴギョウ・オギョウ(御形)、ホウコグサの名もあり、どちらもハハコグサの異称とあります。

和名、ハハコグサ(母子草)の由来については諸説があります。植物の姿からは、文字通りの「母と子」は連想しづらいです。ホウコ・ハウコ(這う子)については、『広辞苑』に、「幼児の四つ這いの姿に作った人形。幼児のお守りとする。あまかつ。はいはい人形。」と、あります。「ゴギョウ・オギョウ(御形)」は、「這う子」説が説得力あるように思います。白い産毛が、這う子を連想しやすいからです。
老いて尚なつかしき名の母子草」(高濱虚子)
昔の草餅は、ヨモギでなくハハコグサの葉を使ったとか…。いつか試してみたいものです。いずれにしても、じっくり観ていて飽きることのない草花です。
食べられる植物をもう1種、それは「ヒメウコギ(姫五可木)」です。柔らかい若葉は、和え物にもできます。うこぎご飯、掻き揚げなど万能です。
今が花の時期、日本には雌木のみとか…。

ご存知、米沢藩の執政、直江兼続、後の米沢藩主、上杉鷹山が、武家屋敷の垣根にしたり食用にしたり…、栽培を奨励した植物です。刺があるので防犯にもなる…、まさに、一石三鳥の植物です。
明朝早く、「越前・戦国時代ゆかりの地を訪ねて」、研修旅行に出かけます。雨具が必要なようです。