もう少しで、「夏日」…。

朝の光を透かして輝く「ロードデンドロ

外に出ると、むっとするような暖かい朝です。
アメダスは5.7度(4時)、ぐんぐん気温が上がっています。
予想最高気温は25度(プラス6度)と、夏の暖かさです。
画像、「ロードデンドロン・吉野」が朝の光を透かして、輝いています。
]

花は、葉が出る前に咲くので、いっそう鮮やかです。http://d.hatena.ne.jp/yatsugatake/edit#
ロードデンドロンは、石楠花のこと…。
よく観ると、確かに花がまとまって着いています。
若い頃に、この明るいピンクが気にいって、世話をし続けています。
樹勢がやや弱いので、散りかけたら花殻を丁寧に摘むことが大切です。


小諸市飯綱山公園のコモロヤエベニシダレ(小諸八重紅枝垂)」桜です。
その丘に建つ、小諸高原美術館に出かけ「小諸義塾の水彩画家と郷土の作家展」を見学してきました。
小諸義塾は明治26年から13年間、小諸で開かれた私塾で、文豪・島崎藤村らが教師だった。
展示は図画教師だった。三宅克己、丸山晩霞(ばんか)、生徒の小山周次などです。
特に、丸山晩霞の絵に関心がありました。
それは、『千曲川のスケッチ』に、画家B君として登場してくるからです。
藤村を自分の郷里に案内しながら、「ドロ楊」などをスケッチする叙述があります。
スケッチの展示がなく残念でしたが、リンドウ、アザミ、コマクサ、スミレ、エンビセンノウを描いた絵はがきを買い求めて来ました。
家に戻ると、別の場所の「カタクリ(片栗)」が、風に揺れて咲いていました。
観ると、葉の斑点がうすく微妙な違いが感じられます。

やや横向きに咲いているので、内側の蜜標(W字)もよく見えます。


結実の様子も観察して行きます。
夕方から「弥生八日」のお月さまが、天頂にかかりました。(18:24)

アメダス、最高気温は23.9度(13時)と記録されていますが、23.5度(14時)までの間に、最高気温を記録したようです。
夕方のテレビで、佐久市最高気温は24.6度と放映されました。
辛うじて、「夏日」を免れました。