佐久平駅、「ソメイヨシノ(染井吉野」が満開。

佐久平駅、「ソメイヨシノ(染井吉野)

連日、春の陽気が続いて、佐久の地も「百花繚乱」の春本番です。
今日も晴れて、予想最高気温は21度(プラス1度)に上がります。
4月のFm放送日で、佐久平駅に向かいました。
Jr小海線高架下の公園は、ソメイヨシノ染井吉野)」が満開です。
「ナナカマド(七竃)」の若葉も萌え出し、「カラマツ(落葉松)」も芽吹いて来ました。

「オオヤマザクラ(ベニヤマザクラ)」も、今が見頃です。

「コブシ(辛夷)」は、すでに盛りを過ぎました。

Fm放送は、「花も実も楽しめるボケ(木瓜」を話しました。

(1)中国渡来の、バラ科落葉低木。
果実を薬用にするため、江戸時代には観賞用に栽培。
園芸種が増えたのは、明治以降。
「クサボケ(木瓜)」は日本原産種、高さ、20〜30㎝。
朱赤色に花は「火」を連想させるので、庭植えは敬遠される。
地面近くに結実するので、「地梨」。
昔は、子どもたちの格好の玩具・おやつ。
別名は、しどみ
(2)短枝が変形した「刺」があるので、以前は生け垣用。
5弁花がまとまって着き、花期が長いので、鉢植え・盆栽用に…。
俗謡に、「器量よけれどわしゃボケの花、紙や仏に嫌われる」。
CD曲:「春の小川」(西六郷少年少女合唱団)
(3)「ボケ」の語源は?
ボケの実が、瓜に似ているとみられた。
そこで、「木瓜」と書かれ「モッケ」と読まれた。
次第に「モッケ」、転じて「ボケ」に…。
ただし、「木瓜」は、中国では「パパイヤ」のこと。
(4)家紋、「ボケ(モッコウ)」。
ボケの実や胡瓜の切り口を模様化した説は誤りで、
地上の鳥の巣を表す。
織田家家紋の一つ、「織田木瓜もっこう)」
(5)木瓜の花、草木瓜(しどみ)「蕃種」
口ごたへすまじと思ふ木瓜の花。星野立子
あやまってしどみの花を踏むましく。高浜虚子
枝ぶりをいふもの見せて木瓜を活け。(粟津松彩子)
(6)生薬、ボケ。民間薬、ボケ酒。
果肉が固く、渋味と酸味のために、生食はできあない。
生薬の薬効:疲労回復、不眠症、冷え症、低血圧症、整腸。
民間薬としては、果実種が一般的。クサボケでも作れる。
お湯で抽出、飲用する。
午後は、所属団体の定期総会があり、出席しました。
慰労・懇親会まで出て、帰宅は20;30.
「弥生、七日」のお月さまが、天頂にかかっていました。(20:58)