「賢治を読む会」6月例会、食事会。

「ニワフジ(庭藤)」の花。(26.6.11)

梅雨入りし後、適度の雨と日中の蒸し暑さが続いて、草木の生長には驚かされます。
ニワフジ(庭藤)」が、いつの間にかピンクの花穂を着けています。
今朝も梅雨空、雲を透かして太陽が見えています。

テレビの気象情報は、梅雨の大雨を報じています。

賢治を読む会・6月例会、佐久市立中央図書館に出かけました。
いつものように、先ずは暦の話から。
旧暦、皐月十四日
今月は三日月さまを拝んでから以後、連日の梅雨空…、お月さまにはご無沙汰です。
二十四節気第2候「腐草為螢」:昔の人は、「腐った草から螢が生まれる…」。
確かに、螢は蒸し暑い陽気に活動を始めます。
『倉島厚 人生気象学』から「唐傘一本」を紹介しました。
6.7日付け読売新聞記事、「親が野生トキ 巣立つ」を紹介しました。
持ち寄った草木の花、いつもに増してたくさんありました。

アルストロメリヤ、小岩井農場の種子から育てたユリ、二股イチゲ、アイスランドポピー、ガーベラ、オオヤマ蓮花(マグノリア)、ウツギ(卯の花)。
テキストは、「カイロ団長」の前半を読みました。
動物寓話ですが、現代にも通ずる人間社会を鋭く風刺しています。
いろんな解釈・読みがあることを知りました。

場所をかえて食事会があり、和気あいあいの楽しい会になりました。
珍しい「黄色の胡蝶蘭、今が旬のシャクヤク芍薬)」の花です。
「大雨注意報」「濃霧注意報」が出た佐久地方ですが、小雨が降ったり止んだり…。
夜になって、雨音が烈しくなりました。明日の朝までは大雨になりそうです。
アメダス、最高気温は21.1度(11:10)、その後は肌寒く感じました。