「羊雲・高積雲」が広がりました。

くっきりと「浅間山」が…。

朝のラジオで、気象予報士が、天気の下り坂であること、「日の出」時刻が早くなり始めたことを告げました。
確かに、新聞の「明日の暦」欄で、長野の日の出時刻が、先日までは7:00だったのが、今では6:59となっています。
外に出ると季節風が止んで、空は秋のように澄み切っています。

お月さまはと見ると、日付が替わってから出た「霜月二十四日」、正真正銘の「下弦」の月が空高くに浮かんでいました。(7:41)

東の空には、珍しく雲が広がって、お天気が変わる兆しが感じられました。(8:51)

今日は、賢治を読む会の1月例会で、佐久市立中央図書館へ出かけました。
遠路・川越からの参加者が、車窓から「羊雲」と「下弦」の月を観たと、報告しました。
広範囲に同じ雲が広がることに、自然のスケールの大きさを感じました。
夜、NHK長野局のテレビでも、「羊雲」(8:30の長野市の空)を放映しました。

いつものように、「暦」の話から…。
二十四節気小寒」、第二候:水泉動
志賀勝:「月と季節の暦」 産湯 若水 月の水
多くの神事、祭事に水を尊ぶ儀礼
宮古島の「パーントゥ」水の霊力への思い
倉嶋厚:『花と季節のノート』七草・西洋七草・成木責
洋の東西を問わず、同様の風習があること
輪読会は、テキストの「ひかりの素足」後半
妙法蓮華経』、「如来寿量品第十六」の叙景
愛する者をそこに置いてひとり主人公が現世に戻ってくる設定が、「銀河鉄道の夜」を予告している。
生命の連続 生と死の繰り返し 人の死後49日間 中有・中陰
ほんとうの道を教えてくれる人が何人も、浄土からえこの世へと送られてきていると賢治は信じていたのであろう。
そういう人のことを法華経は「如来使」と呼ぶのである。
予報とおり午後は曇って、太陽はうすい雲に覆われました。(15:16)

アメダス、最低気温は氷点下8.3度(7:30)、最高気温は6.6度(14:20)
テレビ、明日の天気予報は、南岸低気圧による雪・雨を報じています。


どうやら、明日は雪かきを覚悟しなければなりません。