「冬至」、「二十三夜待」…。

「冬至」の食材、「柚子」と「南瓜」。

気象情報では、「長野県に濃霧注意報…」
日の出前の空には雲があるものの、星も瞬いています。
旧暦、「霜月二十三日」のお月さまは、「下弦の月でもあります。(6:49)

日付が替わった、本日未明の0:14(長野)に出たお月さまです。

アメダス、最低気温は氷点下4度(7:00)、放射冷却による冷え込みでした。
二十四節気冬至」、昼間が一番短い日です。
気象予報士のお天気一口メモは、「短くも、暖か穏やか、今日の昼…。」と、うまくまとめました。
洗濯日和、朝一仕事でウールのマフラーを洗ってみました。

妻から、「ぬるま湯で押し洗い」、「袋に包んで、脱水」…と、教えられました。
ふっくらと、うまく仕上がりました。
暖かく穏やかなお天気につられて、図書館や郵便局、それにホームセンターへ…。
「ひろば」には、家族連れの来園者もちらほら…、「賢治ガーデン」の南斜面には、早くもオオイヌノフグリ」の花も観られました。
先日、届けられた、志賀勝:『月と季節の暦』丁酉(2017年度版)に、「二十三夜待ち」が載っています。
来年のこととは言え、ラッキーなタイミングなので一部を引用します。

平安時代末から熊野信仰は「死と再生」の聖地として大きく発展していくが、それは月が再生のシンボルだったからであろう。二十三夜、二十六夜の月は三体になって現れるという、信仰的だが現実でもある顕現が全国で信じられてきた。現実というのは、大気現象で三体月がじっさいに見られることがあるからだ。生涯に一度見られれば幸いといった現象だが、この伝承を踏まえ、熊野の二か所で「三体月観月会」が毎年開かれている。30年ほど前に復活した「月待ち」行事だが、地元の方々は歴史と伝承を継承したきわめて重要な事業に努力されている。
 ちょうど今、賢治を読む会で、「二十六夜を読んでいます。
早朝の空、「二十六夜」の細いお月さまは、まさに金色の舟のようで、阿弥陀三尊が乗っている…。
「三体月」と同様に、実際に見えるか見えないかはともかく、信仰心がそう想わせるのかも知れません。
どんな感想が聞かれるか、次回の「賢治を読む会」で話題にしてみます。
冬至」と言えば、「柚子湯」

本日付の「読売新聞・編集手帳」から、一部を引用します。
〜一年で昼が最も短い「冬至」を迎えた。木枯らしに背中を丸めて駅に向かいながら、「湯路」の湯けむりをまぶたに思い描くひともあろう。♦ぬくもりはぬくもりでも、寒造りの「杜氏(とうじ)」を連想する左党もいるはずである。〜♦豪快な酒豪で、一世の杜氏ならぬ蕩児と呼ばれた宝井其角の句がある。〈酒ゆえと病を悟る師走かな〉〜
テレビで、昼の時間の長短を、冬至夏至とで較べていました。

昨日同様に、孫娘と計算してみました。
昼の時間は、日の入り時刻から日の出時刻を引くこと。
1時間が60分という、60進法を知ること。
アメダス、最高気温は11,5度(14:10)、季節が逆戻りの一日でした。