南岸低気圧が、「上雪(かみゆき)』を…。

寒中も、花をつけている「ホトケノザ」

予報通り、どんより曇りの朝です。
「霜月二十五日」のお月さまも雲に覆われて、月の入りまで観ることはできません。
二日の月以来ずっと、「霜月の月」を見続けてきましたが残念です。
雪降りは確実なので、降る前に「ひろば」に立ち寄り、様子を見ました。
寒さに耐えている野草には、その生命力に感心しました。
ホトケノザは、寒中も可愛い花をつけています。
金色の葉が美しい「ゴールデンタイム」、同じタイムの仲間「イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)」も寒さに耐えています。

仲間のハウスで植栽の打合せを進めていると、雪が降り始めました。
季節風による冬型の雪とは異なる雪…、「上雪(かみゆき)と呼んで区別している、春型の湿っぽい雪です。
お昼に帰宅し、1時頃には本降りになりました。レーダー画像です。

アメダス降水量はすでに3ミリを記録しています。
えー、こんなに降った?」と言うと、「融けた分があるからじゃない?」と、妻が…。
なるほど、その通りかも知れません。
「コトネアスター」の赤い実に積もった雪から、融けた雫が垂れています。


湿った雪なので、庇の浪板からずり落ちて来ています。面白い造形です。

散髪を済ませて戻ると、隣近所で雪かきを始めたようです。
こちらも負けじと、家の東と北の市道を、ざっと雪かきをしました。
雪は、夜には上がりました。
アメダス、最低気温は氷点下0.5度(0:20)、最高気温は1.6度(10:00)。
降水量は、トータル125ミリを記録しました。
佐久地方、明日のポイント予報は、よい天気になりそうで安心しました。