碓氷バイパスで、スキーバスが大惨事。

yatsugatake2016-01-15

朝の寝床で耳を疑い、寒気が体をめぐりました。
午前2時頃、国道18号・碓氷バイパス軽井沢町)で、スキーバスが道路から転落、心肺停止者11人や重傷者が出た…。(14人が死亡)
家から近く、佐久市内の4病院にも、けが人が搬送されたということです。
現場付近・路面に積雪や凍結は無い…事故原因は何だったのか…?
ただただ、事故に遭われた方々、ご家族の方々に、心よりお見舞い申し上げます。

昨日の投稿、「鎮守の森」に関わる宮脇昭:『森の力』に、改めて目を通しました。
2011年3月東日本大震災発生、その後、2013年4月の発行です。

表紙に、植物生態学者の理論と実践
4000万本以上の
木を植えた科学者の
熱きいのちの物語

宮脇昭先生には、ずっと前、新幹線佐久平駅近くに開店した時にイオン(ジャスコの駐車場・植え込みにポット苗の植栽を指導していただきました。
迸るお話しぶり、その理論とバイタリティーに圧倒され、感動しました。
明治神宮の鎮守の森は「いのち」を守る緑の心臓 一部を引用します。
 そして、誰もが知る明治神宮。その周辺にいる人たちは、何があってもその鎮守の森に逃げ込めば生き延びることが出来るでしょう。
 大正時代につくられた明治神宮の杜もまた関東大震災を生き抜きました。
東京大空襲では大火に包まれ、本殿や社務所などが消失したものの、クスノキやシイ、カシ類が育っていたおかげで全焼を免れ、いまもなお国民の心のふるさと、憩いの場所として親しまれています。
 この明治神宮の杜は、先人たちが知恵を絞ってつくった人工の森の世界最高傑作の一つです。しかも、数十年、数百年先まで見越してつくられました。現在の日本で最も理想的な都市公園として機能している鎮守の森の代表格といえるでしょう。(以下略)
散髪店で、信濃毎日新聞コラム「斜面」に、昨日の「歌会始」に入選された、飯田の木内かず子さんに関する記事が載っていました。
昨日の夕刊に載った記事から、一部を引用します。
「橅植ゑて百年待つといふ人の百年間は楽しと思へり」
昨年6月に訪れた駒ヶ根市駒ヶ根高原美術館で見た絵と詩にちなむ。
長い年月をかけて成長するブナの苗木を人が楽しみや期待を抱きながら植えている作品で、待つことの楽しみを表現したという。
実際に植えている様子を詠んだのでなく、絵と詩とから、人の気持を間接的に感じ取ったのですね…。
美術館で見た絵と詩も素晴らしい…。
そして、木を植えることが、こんなにも人の心を充実させるのです。
「臘月六日」のお月さま、夕方早くから、天頂にかかりました。
暗くなってから撮りました。(17:16)

アメダス、最低気温は氷点下7.6度(7:10)、最高気温は6.4度(13:10)でした。