「賢治ゆかりのヤマナシ」、果実酒に…。

我が家のランドマーク、「カラマツ(落

どんより曇って、朝から底冷えがします。
アメダス、最低気温が氷点下4.6度(4:05)、予報より下がりました。
我が家のランドマーク、「一本カラマツ(落葉松)」は、すっかり冬の佇まいです。
この「落葉松」は、父親が家の門わきに植えたもので、樹齢は80年以上と思われます。
狭い場所なので、枝を伸ばすわけにいきません。
不自然な樹形がかえって面白く、我が家の目印にもなっています。

ようやく、冬の日が差し始めたました。
先送りにしていた、「賢治ゆかりのヤマナシを、果実酒にします。
花巻市石鳥谷・「やまなし園」産「ヤマナシを、板垣さんから送っていただきました。

レシピに従って、氷砂糖、ホワイトリカーで漬け込みました。

「納戸」に保管・熟成、三ヶ月後の仕上がりが楽しみです。
今日付けの読売新聞・名言巡礼 安寧得て気づいた美しさ
北原白秋「落葉松(からまつ)」(1921年 
文 松本由佳 引用します。
 ふと口をついて出る詩がある。「落葉松」もその一つだろう。

 からまつの林を過ぎて、
 からまつをしみじみと見き。
 からまつはさびしかりけり。
 たびゆくはさびしかりけり。
 
 北原白秋が信州・中軽井沢の星野温泉を訪れたのは1921年(大正10年)の夏。旅から帰り「十月、突然に感興が湧いて」詩が成ったと記す。再び「詩へ還って来た」とも。
 五七調の4行詩が8連続く。平仮名の繰り返しが美しい響きを生み、視覚的にも、どこまでも続くまっすぐなカラマツ林を思わせる。今でこそ軽井沢を象徴する風景だが、歴史は新しい。
 浅間山の噴火で長く樹木のない荒野だった一帯で、官民が植林事業を始めたのは明治になってから。「針葉樹なのに落葉するカラマツは中部以北の固有種。まだ若い林が、九州出身の白秋には美しく見えたのでしょう」。地元で森づくりの活動を続ける星野裕一さん(72)は考える。
 詩人は独り林の中へ、さらに奥の細い道へと進む。霧雨、けぶりたつ浅間嶺。内省的なこの詩を収めた「水墨集」の後書きには、「悲惨な複雑な曲折を経てやうやうに辿りついた」とある。それまでの詩集「邪宗門」「思ひ出」の異国的な色彩は消え、静かな枯淡の境地を感じる。
 白秋36歳。その年の春、終生の妻となる菊子をめとった。童謡や新民謡の制作も忙しくなっていた。生まれ育った福岡県の水郷・柳川の商家は没落。人妻との激しい恋で罪に問われ、2度の結婚と破局を経た後の、初めての安寧だった。
 「寂しい詩ですが、最後が大事です」と、柳川にある北原白秋生家・記念館の大橋鉄雄館長(65)は言う。

 世の中よ、あはれなりけり。
 常なれどうれしかりけり。
 山川に山がはの音、
 からまつにからまつの風

 「世は無常だけれど、人生には喜びがある、と」。波乱の青春は終わり、詩人は移ろいゆく自然の中にも形のない永遠があることに気づく。常緑ではない「落葉松」に詩心を動かされたゆえんだろう。
 
 軽井沢は佐久市のお隣、「カラマツ(落葉松)」は佐久市の市木…。
 6月、研修の旅で「城ヶ島」を訪れ、名曲・「城ヶ島の雨」を歌枕の地で味わいました。
 「砂山」も同様に興味があり、訪れてみたいです。

 午後は曇って、風も吹き荒れました。
 久しぶりの野良回り、辺りの田んぼは、田起こしが済んで、冬景色…。
 我が家も、野良の冬支度が急がれます。

今夕はあきらめ…、外に出てみると南天「十月九日」のお月さまがほんのりかかっています。(17:21)

アメダス、最高気温は10.8度(13:47)でした。

さて、今日は「いいふろ」の日とか…。