『「鎮守の森」が世界を救う』、「鎮守の森」と東京五輪

ハウスから出した「貯蔵大根(ダイコン

寒気が流入して、昨日あたりから「寒中」らしくなってきました。
アメダス、最低気温は7.1度(7:20)、日中も日差しの温もりは期待できません。
貯蔵中の「大根(ダイコン)」を、ハウスから出しました。
暖冬により、そろそろ鬆(す)入りが心配です。
案の定、先端部分に鬆が入ったものがありました。
昨年の今頃は?と、去年のブログを見返したら、奇しくも1月13日、『「鎮守の森」が世界を救う』、「鎮守の森」と東京五輪について、投稿していました。

1年後・昨日のブログで、「新国立」の植栽・管理について、投稿しました。
関連する内容なので、改めて、書物と論評・エコノ考について投稿します。
先ず、扶桑社新書の広告文です。
人は自然に生かされている。
地球環境問題への示唆に富む考え方として、今、日本人が古来育んできた自然観に世界から熱い視線が注がれている。神道と自然、「鎮守の森」を見つめ直し、宗教と自然について考える。
本文中に、〜そこにはさまざまな生き物が生息し、命を守り続けています。
 日本全国、神社のあるところに鎮守の森はあります。鎮守の森は単なる木の集合体ではありません。
 自然が万物を生み育て、宇宙をつくりあげている「生成化育」とした場所なのです。〜
 『森の力』(宮脇昭)に、「鎮守の森」への偏見との戦い があります。
〜鎮守の森というと、宗教的・歴史的なしこりを感じて嫌がる日本人がいまなお多いのです。
次に、27.1.11付け、読売新聞・エコノ考 「鎮守の森」と東京五輪(浜中昭彦) 一部を引用します。
〜そもそも、競技場が立地する明治神宮外苑は、民間の力で誕生した経緯がある。明治維新で近代国家に生まれ変わった日本の象徴である明治天皇をまつるー。渋沢栄一ら経済界を中心とした運動で、神社建立が決まったのだ。
 「外苑」は民間で費用を賄った。多額の寄付金と、建築や造園の専門家が集まり、イチョウ並木や絵画館、神宮球場が出来た。
神社が立つ「内苑」は100年前の1915年に着工し、全国の若者たちが奉仕活動で木を植えた。明治神宮は、日本の伝統と西洋の知が融合して作られた。〜
「新国立競技場」がこの精神を念頭に置いて、後世に誇りうる遺産となることを、改めて願うものです。
日中は、冷たい風が吹き、日差しの温もりは感じられませんでした。
夜、気象予報士が、「今までの暖冬は、忘れるように…」と、警告しました。
冬型気圧配置、よく晴れた西空高く、「臘月五日」のお月さまがかかりました。(18:42)

佐久ケーブルテレビ・「星のふるさと」で、オリオン座が紹介されました。

明日の朝も厳しい冷え込み…、まさに「寒中」です。