「大寒」、「おなっとう」の季節。

ガスヒーター、3度の表示。(28.1.21)

3時を回った頃に目覚めてしまいました。
ラジオ深夜便、懐かしい島倉千代子の「この世の花」が流れています。
昨夜に聞いた、昭和歌年鑑の予告が頭に残っていたのかも知れません。
林伊佐緒、三浦洸一、白根一男…、当時の暮らしまで蘇ります。
昭和30年の流行歌と言えば高校生時代の、「超懐メロ」です。
当時はまだテレビは無く、ラジオにかじりついて聞いたものです。
新聞を取りに出ると、厳しく冷え込んで、雪がキュッキュッときしみます。
アメダスを見ると氷点下12度、4時だからまだ下がりそうです。
廊下のガスヒーターの表示は3度ですが、例年は1度になることもあります。
昔懐かしい、手作りの食べ物・「おなっとう」があります。
お米を麹で発酵させた、甘酒を濃くした物で、終戦後食糧難時代に、独特の甘みが子どもたちを喜ばせました。
物が豊富になってからは、我が家では作りません。
先日、手にした『佐久の自給暦』(千石の杜)にレシピが載っていたので、作ってみたくなりました。


もち米ご飯と麹を混ぜて、電気釜で60度以下で5時間ほど保温すると出来上がります。

お菓子の「甘納豆」を加えるので、「お納豆」の呼び名になると思われます。
電気釜など保温器具が無い子どもの頃は、炬燵(こたつ)が利用されました。
保温が不十分で、甘くならない物を食べたこともあります。
育ち盛りの4人の子どもに、親の涙ぐましいばかりの心づくし…、しみじみ偲びながら味わいました。
アメダス、今朝の最低気温は氷点下12.3度(5:10)、軽井沢より下がりました。
野辺山は、氷点下22.4度で日本一の低温でした。
最高気温は1.2度(14:00)、真冬日は免れました。
しかし、我が家のnetatmo、玄関先の最高温度は氷点下でした。

夜、遅くまで暖房しているので、居間の最低気温は7.5度ほどです。
立春」、春が待たれます。
「臘月十二日」のお月さま、うす雲にかすんでいます。(17:37)