「小満」、「賢治のバラ」も咲いて…。

植え付けた「百日草」の苗。

5月も下旬、二十四節気小満を迎えました。
アメダス、最低気温は6.0度(5:00)と、今朝は意外に冷んやりしました。
昨日、植え付けた花の苗にとっては、程よい天候になりました。
信毎・夕刊に連載の「風のうた」(さだまさし)に「小満が載りました。
〜今年5月20日は小満。万物の「成長の気」が満ちてくる時期、さあいよいよ育ち実っていく季節ですよ、ということだろう。
植物のようにはっきりと芽を出し葉を出し、みるみる大きくなるものばかりでなく、全ての生命の気が満ちはじめる季節という意味もあるだろう。
 しかし、中でも人の気というものはとても難しい。気が満ちることが必ずしも良い方に向かわないことがあるからだ。たとえばやる気を出して働いても己の思い通りにいかない環境や、目に見える結果が出ないと逆にストレスは増す。
 実はこの時期、五月病の芽も発芽する時期なのである。五月病が心の病なら、救うのも人の心ということになる。若いころ、父に言われたことがある。悩むなと言っても無理だろうが、夜は考え事をするな、できるだけ晴れた日に、雄大な風景の中で悩んでみろ、答えは違ってくるぞ、と。以来僕は悩むと富士山を見に行く。
なるほど、説得力あるなー。「一晩寝て、起きてから考えろ…」という言葉もあるなー。
午前中は、「賢治ゆかりの草木たち」の資料作りに専念、発表の大筋を決めました。
午後は、地区内の配り物、夕方に「ひろば・賢治ガーデン」へ…。
キンポウゲ」の仲間か、光沢のある黄色の花がまばゆいばかりに咲いています。

ガーデンの西端、キク科のエリアに、ヤグルマギク矢車菊)」が咲いています。

素朴な佇まいだけれど、近くで観るとまさに「矢車」で、懐かしさを覚えます。
JAF Mate』6月号に、星野富弘の詩画、梅雨 矢車草が載っていました。
矢車草を描いたら
母がとてもよろこんだ
そういえば
むかし父が
照れくさそうにいったことがあったっけ
「母ちゃんは矢車草が
すきなんだいなあ」


ガーデンの東端・バラ科のエリヤの隅に、「賢治のバラ」が一輪咲いていました。

「グルス・アン・テプリッツ」、ありがとう。
まだ小さい木なのに、健気にも咲いてくれました。
もっと日当たりの良い所に出したいなあ。
今日は、旧暦、「卯月十五日」、「望(満月)」は明日に日付、6:14です。
ですから、今夜のお月さまは、ほぼ真ん丸です。(19:20)

アメダス、最高気温は26.7度(14:10)でした。