内山地区に、山の草木を研修…。

真ん丸の実、「アブラチャン」。

早朝に、雨が降ったようです。
アメダス、最低気温は21,2度(3:40)、雨量は0.5ミリ(6時)を記録しています。
今日は、ひろば運営委員会「さくのわ・はな物語」の研修で、佐久市内内山地区を訪れます。
R254・コスモス街道から急な山道を登ると、「こもれびの里」です。
駐車場わきには、典型的な樹形の「ドイツトウヒ」が1本、まさにシンボルツリーといえます。
特徴の枝が枝垂れて、茶色の実が数個吊り下がっています。
ポッポ時計の錘のモデルであることを話題にしました。
駒場公園にも植えられていて、変わった形の松かさとして拾われるようです。
トチノキの大木が多く、実が落ちると子どもたちに大人気とのことです。
「ひろば・賢治ガーデン」のトチの実は、まだ数が少ないです。
「トチの実」笛を作ったり発芽させたりするには、いただきたいと考えています。
「サワラ(椹)」、「ヒノキ(桧)」の見分け方は、葉の裏の白い筋・HとYに注目です。
アスナロ(翌桧)」もあり、「明日は桧になろう…」は説得力を感じました。
在来種の「ムラサキシキブ紫式部)」の花、疎らに着く紫色の実も、「コムラサキ・コシキブ」とは異なり、趣があります。
高い所から見下ろす、ユリノキ・チューリップツリー」も魅力的です。
「センダイハギ(千代萩)」の群生も…、萩と言ってもマメ科多年草
春、黄色の大きな蝶形花も観たいものです。
管理人のお勧めは、春のサクラソウ(桜草)」の群生だそうです。
以前、「ギンドロ」苗を提供し植えてもらいましたが、鹿に食べられてしまったとのこと…。
「賢治ガーデン」の蘖(ひこばえ)を、また持参することを約束しました。
その他、「オミナエシ(女郎花)」と「オトコエシ」、「ウルシ(漆)」と「ヌルデ「白膠木)」、「ホタルブクロ」と「ヤマホタルブクロ」…。
「キキョウ(桔梗)」と「シデシャジン(四手沙参)」…。
実物に触れての野山の植物観察は、楽しいものでした。
その後、更にR254を登り、黒田集落で山道に入り秘湯・「初谷温泉」に向かいました。
高校時代に学校から徒歩でこの道を登り、「物見山」から「神津牧場」へ…。
青春の懐かしい思い出です。
駐車場わきの山には、草木が花や実を着けていました。
斜面に沿って枝垂れた「アブラチャン(油瀝青)」真ん丸い実を着けています。

温泉にも浸かり、昼食をいただき、名物の「宝命水」も味わいました。
標高は910mとのこと、急に雷鳴がとどろきにわか雨が…。
植え込みの「八重咲きドクダミと「野菊」の苗を所望しました。

駐車場わきには、ノリウツギ(糊空木)」の花でしょうか…。
白い花が、目に鮮やかです。

自宅周辺でも雷雨があったそうです。
その後は晴れて、水無月十一日」のお月さまが空にかかりました。(18:26)

アメダス、最高気温は30.7度(11:50)でした。