「ゲッカビジン(月花美人)」、3度めの開花。

膨らんだ「月花美人」の蕾。

本日に日付が替わってから3.5ミリほど降って、今回の秋雨前線による雨は上がりました。
昨日付けの雨量の38ミリを合わせると、トータル41.5ミリのまとまった量になりました。
秋の長雨…、明日の「十五夜中秋の名月」のお天気が気がかりです。
アメダス、最低気温は18.9度(4:00)、日中のお天気もすっきりしないようです。
今年、3度目の「ゲッカビジン(月花美人)」、蕾が膨らんで今夜にも開花しそうです。
今日は「賢治を読む会・9月例会」佐久市立中央図書館に出かけました。
植え込みの「トウカエデ(唐楓)」の葉が色づき始めています。
「陸羽132号・賢治米」、「サツマイモ(薩摩芋)」の花、「ヤナギタデ(柳蓼)」の植物標本を持参して、紹介しました。
先ず暦の話、旧暦、「八月・葉月」・「仲秋」十四日。
二十四節気「白露」、七十二候・次候:鶺鴒鳴。
続いて、「賢治生誕120年」・「小鹿野研修、100年」
岩手県に甚大な被害をもたらした台風10号、心よりお見舞い申し上げます。
宮沢賢治 絶詠二首を、謹んで捧げます。
方十里稗貫のみかも 稲熟れてみ祭三日 そらはれわたる
病のゆゑにもくちん いのちなり みのりに棄てば うれしからまし
 埼玉県小鹿野町でイベントが開催され、宮澤和樹さんの講演がテレビニュースで放映されました。
原 子朗:『宮澤賢治語彙辞典』によると、小鹿野は、埼玉県秩父郡の町名。
日本の古生界研究発祥の地で、盛岡高等農林では例年ここで土性・地質の実地調査や見学を行い賢治も参加した。
歌[三五〇]の題に「小鹿野」とある。
(賢治が泊まった宿で、記録が発見された。
テキストは、「茨海小学校」後半を読みました。
帰宅すると日が出て、賢治ゆかりの「キクイモ(菊芋)」の花が咲いていました。


賢治作品に、エルサレム・アーティーチョーク」の名で登場し、自分でも栽培しています。
塊茎・芋にはイヌリンを含み、そのことに興味・関心を持ったのか…?
栽培の目的がはっきり書かれていないので、分かりません。
夜になって、空には雲が広がり、「十四日」のお月さまも、薄雲を透かしてやっと姿を見せました。(19:10)

期待の「月花美人」は、開花寸前です。(19:13)

そして開花、独特の香りを漂わせています。(19:30)


アメダス、最高気温は25.9度(14:00)、ずいぶん涼しくなりました。