「佐久の季節便り」、「二十六夜待」のお月さまが、赤松の枝の間に…。

5時半に新聞を取りに出ると…、辺りは霧で、曇り空…。

寝床に戻って、6時半、相変わらずの曇り空…。

夜が明けて、期待の「二十六夜待」のお月さまは、すっかり諦めて…。

アメダス、最低気温は0.8度(1:08)、プラスの気温で、日中は穏やかなようです。

気象予報士からは、意外にも「小春日和」の用語が聞かれました。

昼食後、空が晴れてきたので、それでも…と、空を見上げました。

今頃になって、細く、白いお月さまが、目に入りました。

昨日、手入れをしてもらった「赤松」の間に…。(8:36)

今朝、2:25(長野)に出た「二十六夜」のお月さまです。

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太陽から、腕を伸ばして、グウ(握り拳)5個分、離れています。

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「二十六夜について、藤井旭:『月と暮らす』から、引用します。

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 十六夜
 十七夜、十九夜、二十三夜など、特定の月齢に対応する神様をその月の出を待って拝む風習が「月待信仰」と呼ばれ、江戸時代には大人気となったと言われ、今でもその名残が各地で受け継がれています。

 「二十六夜」も月齢二十六前後の細い月が夜明け前に東から姿を見せるのを眠らずに待つという行事ですが、江戸時代の月待ちは宗教行事というより、遅い月の出にかこつけ、オールナイトで飲めや歌えの大宴会というのが実態だったと言います。まぁ、楽しみの少ない庶民の良い息抜きで、夜半すぎまで大っぴらに遊んでいられる一大イベントだったのでしょう。

 十六夜

現在はほとんんど行われていませんが、名残の塔は日本中あちこちに残されていて、目にすることがあります。阿弥陀如来観音菩薩勢至菩薩の三尊の上天する姿を拝むことにより、幸せを授かるとの言い伝えに江戸時代には大はやり。あまりのにぎわいに天保年間には風俗取り締まりさえ行われたと言います。

宮沢賢治の童話に「二十六夜」があるので、後日に紹介します。

 

昨日のテレビで報道された、医療費問題が、今日の新聞・一面に載りました。

医療費2割年収200万以上 75歳以上22年度後半から

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2面総合に 高齢者370万人負担増 現役世代の軽減限定的

〜今回の見直しは、現役世代の負担上昇を抑えるのが狙いだ、とはいえ、支援金の軽減額は年880億円程度と全体の約1%強で、1人当たりだと年800円程度にすぎない。現役世代の減少と高齢者が増加する人口構造は今後も続くため、公平な負担のあり方については引き続き検討していく必要がありそうだ。

 

午後は雲が広がりました。

畑の土手枯れ草刈り払いと、茅(かや)・芒(すすき)刈り…、畑の片付けを進めました。

アメダス、最高気温は11.0度(12:45)、お天気下り坂のようです。