?月例会は、「ひろば・賢治ガーデン」で…。

気づかないうちに「シャガ(射干)」の

昨夜来の雨は、朝には上がり、霧雨が煙っているだけでした。
アメダス、最低気温は11.3度(1:30)、雨量は2.5ミリ(夜半から、7時)。
期待していたのに、この量では、恵みの雨とは言えません…。
「シャガ(射干)」の花が、気づかないうちに咲いていました。

今日の「賢治を読む会」は、屋外会場での開催です。
あいにくの天候ですが、「雨天決行」なので、皆さんが集合しました。
駐車場・歩道わきに沿って、真っ盛りの「イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)」が出迎えてくれました。

シェルターで開会行事、周囲のエリアを概観してから、観察を始めました。
「賢治ガーデン」に移動した頃に、「市民交流ひろば運営委員会・さくのわ花物語」のウェブ管理者が見え、写真撮影してツイッターに…。
その画像をお借りして、観察会の様子を紹介します。

身近に見られなくなった、在来種の「オドリコソウ(踊り子草)」は、今が花の時期…。

花を抜き取り、蜜を吸っては野山で遊んだ、子どもの頃を懐かしく思い出します。
主婦の方々の関心事は食材…、「サンショウ(山椒)」、「ヒメウコギ(姫五加)」などの株元では、葉を摘む姿が見られました。
在来種の「ニワトコ」と「西洋ニワトコ・エルダー」の比較。
在来種の「ザイフリボク(采振木)・シデザクラ(四手桜)」と「アメリカザイフリボク・ジュンベリー」との比較。
2時間ほどがたちまち過ぎて、佐久平駅近くの、海鮮・寿司・昼食会へ…。
観察会をもとに、話が盛り上がりました。
あいにくの霧雨、冷たい風の観察会になったこと、これは「賢治さんが与えてくれた試練…」と思えば、ありがたいことです。
まさに、雨ニモマケズですよ。
この際、ロジャー・パルバース訳の英文で、少しずつ覚えましょう。
Strong in the rain.
Strong in the wind.
Strong against the summer heat and snow.
He is healthy and robust.
日時計花壇には、今、菜の花が真っ盛り…。
会員が、13日の「菜の花まつり開催を案内…。
そこで、スマホの持参者に、「菜の花」と「山村暮鳥をキーワードに検索してもらいました。
ご存知、「風景」という詩がヒットしたので、皆さんに紹介しました。
「ヒメウコギ」については、ケネディー大統領が尊敬する日本人と話した米沢藩主・上杉鷹山
意外にも、多くの皆さんが「なせばなる…」の言葉を知っていました。
午後は、市立図書館に出かけ、本日の資料を届けました。
ネット予約の本、『わたしのこねこ』と、紹介本棚にあった『庭のたからもの』、カウンターで紹介された『盆栽えほん』を借りてきました。
田んぼ中の道にかえての帰り道、用水わきの山に「ウワミズザクラ」の白い花が咲いて、目に飛び込みました。

親戚の田んぼには、が植えられていました。
夜に、『春の夜の夢』(松 麻実)を開くと、「菜の花」 いちめんのなのはな 
「風景」の詩が紹介されていました。
アメダス、最高気温は17.6度(15:00)
佐久地方に、「濃霧」と「雷」注意報、お月さまは隠れてしまいました。