「八月二十六夜」のお月さまを拝みました。

「ツルムラサキ」の種子の色。

目覚めたらまだ3時半、新聞を取りに出ました。
それでもと、東の空に目をやると、バッチリ細いお月さまが…。
月の出時刻が、早朝2:04(長野)=翌1:59(東京)の、「八月二十六日」のお月さまです。
「カラマツ(落葉松」の太い幹と、「イチイ(一位)」の木の間に、金色の小舟のようです。(3:44)
先月、「七月二十六夜待」のお月さまは、9月4日の早朝に同様な見え方をしました。


朝になってから、空を見上げましたが、細く白い月は薄い雲に溶け込んで見えませんでした。
大型の台風25号による南風、ジリジリと日が照りつけ、気温がぐんぐん上がりました。
ツルムラサキ(蔓紫)」の実の汁はまさに紫色…、強い日差しに当てました。
爽やかな風が救いで、上ノ城区内をめぐりました。
バイパスの土手に生えている黄色の草花を観察しました。
2年前までは、中央分離帯に群生していたリナリア」に似た草花です。
除草剤散布で見られなくなってしまった物が、隣の土手で生き残っていたのです。

近寄って、黄色の花を撮りました。

ネット検索すると、「ホソバウンラン」がヒットしました。
改めて『帰化植物写真図鑑』で調べました。
ホソバウンラン(ゴマノハグサ科)Linaria vulgaris,L
ヨーロッパからアジアにかけての原産で花卉として栽培される。
〜春から秋にかけて長さ3cmほどの唇形で長い距のある淡黄色の花を穂状に着ける。
〜明治年間に花卉として導入され、各地で野生化し、道端や草地に発生する。
寒地や寒冷地に多い。
各地で10月の観測史上、最高気温を記録下とか。
佐久市でも、29,4度の「夏日」になりました。
夜になっても、額が汗ばんでいます。