「佐久の季節便り」、「スプリングエフェメラル」・「アズマイチゲ(東一華)」が風に揺れ…。

昨夜来、就寝中も風音が聞こえていました。

風は、夜が明けてからも吹いて、昨日からの高い気温が、だいぶ下がりました。

昨日から今日のように、春のお天気は、目まぐるしく変わるものですね。

アメダス、最低気温は8.4度(4:29)、午後から夜には気温が、下がる予報です。

 

春の香りを辺りに…、水栽培の「ヒアシンス」が、ようやく花を咲かせ始めました。

頭が重過ぎて垂れてしまうので、ピンクの花は水挿しにしました。

白い根も観賞価値があるので、窓辺に置いて楽しみます。

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春花壇は、冬越しした球根類が芽を出したばかり、「百花繚乱」の時期まで、しばらく待たなければなりません。

日中、風があるものの、春の日差しが降り注ぎ、植物たちを元気づけています。

二、三日前に、地面から顔を出したアズマイチゲ(東一華)」が、一気に花を咲かせました。

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「スプリング・エフェメラル」、日本語では「春の妖精」と呼ばれます。

名前に似合わず、繁殖力の強い、意外に強かな植物です。

画面の右下あたりに、地面から出たばかりの個体も見えますが、分かりますか?

1個の花に、近寄って観ました。

なかなか清楚な感じの花、この個体は葉がまだ開いてはいません。

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電子辞書から、一部を引用します。

キンポウゲ科イチリンソウ属 花期は3〜5月 有毒

早春、木々が芽吹く前の明るい落葉樹林で、他の草木に先駆けて純白の花を咲かせる。

〜花弁状の萼片の数も8〜14枚と幅がある。花の中心は黒く見える。花は陽光を浴びて暖まると開き、陰って冷えると閉じる。(以下略)

この後の、スピーディーな生長・変化を、観察していきます。

 

寒冷地・佐久地方も春本番を迎えています。

「ウメ(梅)」や「アンズ(杏)」の蕾も、一気に膨らんできました。

木々の芽生えも、目に見えてきました。

 

アメダス、日中の最高気温は12.1度(12:00)、その後はぐんぐん気温が下がり続けています。

今日一日の気温分布は変則、日付が替わった未明が17.1度(0:01)、日中にこの気温を上回ることなく、夜には寒さが増してきました。

明日の朝は氷点下2度に下がる予報、体調管理に要注意です。