「佐久の季節便り」、「卯の花くたし」の大雨、51ミリ…。

昨夜のポイント予報は、「早朝に雨…」

朝、6時半に新聞を取りに出たときは、どんより曇り空でした。

「この分だと、今日は降らないのか…」と、思いきや、すぐに降り出しました。

アメダス、最低気温は、18.2度(9;53)、「日中は雨…」の予報に切り替わりました。

すぐに、雨が降り出しました。

雨雲レーダー画像は、雨雲が、中部地方をすっぽり覆っています。

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その後、次第に雨脚は激しくなり、時間雨量が14.5ミリという激しさです。

今、最盛期の「梅花空木」の花にも容赦なく大雨が振り付けています。

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倉嶋厚;『花の季節ノート』に、卯の花くたし」があります。

〜この言葉は「陰暦四月を卯の花月といい、その時分に降り続く長雨で、春雨と梅雨の中間の霖雨(りんう)ということになる」と説明されています。

“くたし”は“腐し”と書き、ウツギの白い花を傷め、散らし、腐らせる雨の意味です。

雨は、日中降り続いて、朔日の雨量を上回りました。

雨が小降りになった頃に野良回り…、休耕田は水浸しに…。

乾燥の後の大雨続きで、大豆の発芽が、またまた心配です。

「ハス田」には、ハスの立ち葉が増え、寄り添って伸び始めた花茎も見られました。

この分だと、7月半ばには花が見られるかも…。

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青田のはるか遠く、「浅間連嶺」の裾に白い帯状の雲が…。

これは、めったに見られない絶景です。

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アメダス、最高気温は21.1度(17;45)、大雨、「梅雨寒’(つゆざむ)」の一日でした。

明日も、午後に雨降りの予報です。

雨量は、トータル51.0ミリ、内訳は、1.5ミリ(7時)、5.5(8)、14.5(9)、7.0(10)、7.0(11)、8.0(12)、3,0(13)、2.5(14)、1.0(15)、1.0(16)でした。