東の空に、月と星が仲良く並び…。

「二十六夜の月」と「明けの明星・金星

目覚め、手探りてラジオを点けたつもりが、CDが鳴り始めました。
「影を慕いて」を、三橋美智也が歌っています。
どんなボタンを押したんでしょう、初めての経験です。
下に降りると、ちょうど5時…、新聞を取りに出ました。
意外にも曇り空ではなく、星がまたたいています。
それでは、お月さまは…、東の空を見ると嬉しや、「二十六夜の月」と「明けの明星・金星」が並んでいます。
イチイ(一位)の枝の間に月と星が…、写真に撮ると、意外に小さいんですよ。

望遠レンズで撮りデジタル拡大しました。

「二十六夜」(月齢25.5)のお月さまです。

『月と暮らす』(藤井旭)より、月齢26を引用します。
 十七夜、十九夜、二十三夜など、特定の月齢に対応する神様をその日の出を待って拝む風習が「月待ち信仰」と呼ばれ、江戸時代には大人気となったと言われ、今もその名残が各地で受け継がれています。
 「二十六夜」も、月齢二十六前後の細い月が夜明け前に東から姿を見せるのを眠らずに待つという行事ですが、江戸時代の月待ちは宗教行事というより、遅い月の出にかこつけ、オールナイトで飲めや歌えの大宴会というのが実態だったと言います。まぁ楽しみの少ない当時の庶民の良い息抜きで、夜半過ぎまで大っぴらに遊んでいられる一大イベントだったのでしょう。
 ラジオ・「マイあさ便り」でリポーターが、「三日月と明けの明星が…」と話しました。
もちろん、正しくは、二十六日の月は、三日月ではありませんが…。
さて、 三日月と星がデザインされた国旗は、世界に12を数えます。
 イスラム教の国、三日月は発展、星は智識を意味するそうです。
 トルコの国旗です。

夕方から雨になり、雷鳴も轟いて、まとまった量になりました。
2.0ミリ(19時)、4.0ミリ(20時)、1.0ミリ(21時)…。
アメダス、最高気温は22.7度(13:50)、12月としては異常な高温でした。
明日は、また寒くなる予報です。