「佐久の季節便り」、国天然記念物・「岩村田ヒカリゴケ」の神秘を、ぜひこの目で…。

朝、目覚めたら6時20分頃、「落合恵子の絵本の時間」がちょうど終わったとき…。

紹介された絵本…、『3人の……』、あとは聞き逃してしまいました。

空には雲が広がって、冷え込みはやや緩んだようです。

アメダス、最低気温は、氷点下0.8度(6:24)、「冬型が緩んで、晴れる」予報です。

 

らじるらじる・聞き逃しサービス 聴きました。

『3人のパパと3つのはなたば』だと分かりました。

早速、佐久市立図書館にネット予約を試みましたが、蔵書がありませんでした。

ネット検索すると、韓国の、パパが主人公の絵本でした。解説を一部引用します。

本書は、職業や立場の異なる3人のパパが、子どもたちとの「特別な夜」に向かって、それぞれの一日を懸命にかけぬける物語です。日々忙しく働きながら、子どもを愛し成長を見守りたいと願う現代のパパたちの姿を描いています。(以下略)

 

予報通り、空は晴れて、洗濯日和になりました。

岩村田ヒカリゴケ」ケーブルテレビの取材が近づいたので、現地を訪れて、写真撮影など、資料作りを進めました。

SCT放映のドローン佐久紀行 画面中央・帯状の紅葉が、岩村田城址の縁・湯川側の崖に当たります。

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家から、車で5分ほど、岩村田城址の崖の洞穴が、発見された自生地です。

入り口は、鉄棒で、中に入れないようにしてあります。

また、国天然記念物・岩村田ヒカリゴケ 説明板があります。(佐久市教育委員会

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大正3年、「ヒカリゴケ」の自生が、日本で初めて発見されたことで、国の天然記念物になったのです。

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国天然記念物「岩村田ヒカリゴケ」については、『佐久市志 自然編』に、記載されています。

発見の経緯は、通学途中、旧制野沢中学校の生徒が、「光る土」を見つけて、博物の教師に見せ、さらに東京大学の博士が、「ヒカリゴケ」を同定した…。

この3者の連携こそが、「国の天然記念物」につながったのです。

誇るべき「岩村田ヒカリゴケ」だと言えます。

子どもの頃には、自由に中に入れる、遊び場でした。

時効だから話しますが、好奇心から、「ヒカリゴケ」という名の苔を削り取ってみたものでした。

もちろん、手にとっても、光って見えるわけではありませんが…。

 

入り口から、苔の自生場所まで10メートルほど…、

今日は、準備よろしく、望遠レンズと双眼鏡を持参しました。

苔は、洞窟・壁面と、下の地面に多く広がっているようです。

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以前には観られなかった、地面に広がって観られるようになったのは、湿り気が適しているのかも知れません。

あるいは、苔による光の反射と、観察者の目に入る角度とが、観え方に関係しているのかも知れません。

苔は、自ら光っているわけではないので、光って見えることは、実に神秘的です。

画面の下半分、苔は生えているが、角度の関係で観えないのでは…?

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一面べったり、光って視えるわけでは無さそうです。

画面中央、壁面の大きな石は、全面が光っていません。

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そのわけは、苔が生えていないからか?それとも、生えていても、角度の関係で観えないだけなのか?

その場に近づけないので、実にロマンあふれる「ヒカリゴケ」ですね。

苔が、光って観えるわけ・からくり、図示は、後日に投稿します。

 

夕方には、久しぶりに野良回り…。

第二賢治ガーデンで、枝の束…風よけの杭打ち…。

畑に回って、耕耘作業と、下仁田ネギ」の収穫、野良土産に…。

愛称の「殿様ネギ」は、豊作でした。

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アメダス、最高気温は6.4度(14:29)、穏やかな冬日になりました。

「二日月」は、月齢が0.8と若く、月の入り時刻が17:14(長野)

まだ、西空は明るく、残念、観られませんでした。