「佐久の季節便り」、旧暦・五月(さつき)朔(ついたち)、「皐月躑躅(さつきつつじ)」が咲き始めました。

就寝時、暑かったので、布団をはね毛布1枚でした。

朝になると、肌寒さで布団をかぶっていました。

起き出すと、朝日が差し、空には、うっすらと筋状の雲が広がっています。

アメダス、最低気温は10.7度(4:46)、「気温は上がり、天気は下り坂に…」

今日は、旧暦・五月朔日(朔日)、季節が移ろいます。

律儀にも、庭先の「皐月躑躅(さつきつつじ)」が咲き始めました。

「つつじ」と「さつき」とは違う、物ですか?と、問う人がいます。

答えは、開花期が遅く、皐月(さつき)の頃に咲く「躑躅(つつじ)」の仲間です。

だから、「さつき躑躅と呼べばいいのです。

葉とのバランスがよく、そこが魅力でもあります。

若い頃に、「サツキブーム」が起きて、人気の品種集めに、随分のめり込みましたよ。

でも結局は、伝統的・素朴な品種に落ち着くものですね。

日陰の所で、花に近寄って観ました。

道路わきには、ピンク系の「大盃(おおさかずき)」が植え込まれています。

「皐月」の季節には、やはり、「皐月躑躅(さつきつつじ)」が似合います。

 

日中は暑く、紫外線を避けるために、外仕事は敬遠しました。

明日の取材に備え、「杜若・燕子花(かきつばた)」の資料作りを進めました。

水中に群生する、シンプルな姿が魅力です。

古くから日本人に好まれてきたことが分かります。

 

午後、曇ってきたので野良回り、「カキツバタ」の咲き具合を確かめました。

標本を採り、持ち帰りました。

畑では、「小玉スイカ」苗を、植え付けました。

「ひろば・賢治ガーデン」に行き、植え付けた「藤袴」の様子を観ました。

枯れることなく、一安心でした。

 

帰宅し、絹の布に花汁をこすりつけて、染まり具合を調べました。

上品な淡い紫色に染まり納得、コピー用紙は青く染まったのに…。

 

アメダス、最高気温は29.9度(11:45)、最大風速は、東北東の風3.8メートル(16:20)

辛うじて、「真夏日」は免れました。

明日は、雨予報です。